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L.ラボノートについて

Q1.ラボノートとは何か?

A1.「ラボノート(Laboratory Notebook;実験ノート)」とは、研究者等が、実験データやアイデア等を逐次記録し、発明が、いつ、誰によって完成されたかを証明するためのノートです。

Q2.ラボノートは何のために使うのか?

A2.研究の進捗を記録する他、発明が、いつ、誰によって完成されたかを証明するために用います。発明日の立証に使えるため、先発明主義を採用する米国では一般的に利用されています。
共同研究契約締結においては、契約前の発明の帰属が立証でき、契約当事者間の無用の争いが防止できます。

Q3.ラボノートはどのように使うのか?また、管理はどうするのか?

A3.研究の課題、仮説、実験データ(目的、計画、手順、使用する装置・材料・試料等、実験結果)、考察、そしてアイデア等を手書きします。日付を必ず記入し、自ら署名する他、同僚や上司などにも署名(認証)してもらいます。また、施錠できるところに保管し、入出庫を管理する必要があります。

Q4.ラボノートの形式は?

A4.改竄を疑われないよう、バインダー形式(ルーズリーフなど)ではなく、糸綴じなどの綴じ込み式ノートを用います。

Q5.ラボノートはどこで入手できるか?

A5.専用のノートが1冊千円程度で市販されています。片平キャンパスの生協の売店でも2種類扱っています。

Q6.電子化された実験データもラボノートで扱えるか?

A6.ラボノートは通常手書きで記入しますので、電子化データは直接的には扱えません。電子化データの厳密な保管は、電子透かしなどで改竄が防止され、第三者に電子公証される、別の方法によることになるでしょう。

Q7.東北大学知的財産部では、ラボノートについてどのように考えるか?

A7.ラボノートは、施錠できるところで保管する、毎日の入出庫を管理するなど、厳密に導入するには困難が伴います。しかし、研究者自らがラボノートを用いる習慣を身につけることは、先願主義の我が国においても重要であると考えます。大学の権利や発明者らの権利を守るためにも、当部ではラボノートの使用を推奨いたします。