東北大学 研究シーズ集

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低侵襲で拡張性のある網膜ドラッグデリバリーシステムの開発

更新:2018-12-21
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特徴・独自性
眼内神経組織の網膜は再生が難しいため、変性に陥る前に薬物投与などによる治療が目指されています。しかし、眼の最深部にある網膜に薬を届けることは容易ではありません。最近は眼内注射や眼内インプラントで直接薬剤投与が行われるようになりましたが、感染症などの副作用の問題があります。

我々は、眼内ではなく強膜(白目)上に固定することによる経強膜ドラッグデリバリーシステムを開発しました。強膜から薬物を網膜へ持続的に長期間投与できるようになりました。工学研究科との共同研究で行ったカプセル型デバイスのために、カプセルの調整など拡張性があります。

産学連携の可能性(想定される用途・業界)
非侵襲的で安全な方法で、網膜に目的の薬剤を到達できるだけでなく、眼疾患以外にも応用可能です。創薬プロセスにも貢献できると考えられ、材料や包埋薬剤など企業との共同研究を希望しています。

研究者

医学系研究科 細胞治療分野

阿部 俊明 教授 
医学博士

ABE, Toshiaki, Professor

キーワード

関連情報

論文
Onami H, Nagai N, Kaji H, Nishizawa M, Sato Y, Osumi N, Nakazawa T, Abe T.Transscleral sustained vasohibin-1 delivery by a novel device suppressed experimentally-induced choroidal neovascularization. PLoS One. 2013;8(3):e58580

Nagai N, Kaji H, Onami H, Ishikawa Y, Nishizawa M, Osumi N, Nakazawa T, Abe T.  A polymeric device for controlled transscleral multi-drug delivery to the posterior segment of the eye. 
Acta Biomater. 2014;10:680-7.
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