東北大学 研究シーズ集

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麹菌や酵母を宿主とした有用タンパク質生産システムの開発

更新:2018-12-19
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特徴・独自性
麹菌や酵母は安全性が高く高等動植物由来の有用タンパク質の生産宿主として期待されている。麹菌はタンパク質分泌能が高く有望な宿主であるが、自身が生産するプロテアーゼにより目的のタンパク質が分解されてしまうため、プロテアーゼ生産に関わる転写因子遺伝子の破壊株を作製し、異種タンパク質の分解を抑えることに成功した。また、異種遺伝子のコドン使用頻度を麹菌に最適化することで転写産物の安定性を飛躍的に高めることができ、目的とするタンパク質の生産性向上を可能にした。これらを組み合わせることによって有用タンパク質の生産量のさらなる増加が可能になるものと期待される。

産学連携の可能性(想定される用途・業界)
麹菌や酵母を宿主とした医薬品用タンパク質製造や産業用酵素生産への応用が期待でき、それらの製造生産に関わる企業との産学連携の可能性がある。

研究者

農学研究科

五味 勝也 教授 
農学博士

GOMI, Katsuya, Professor

キーワード

関連情報

著書
田中瑞己、五味勝也:麹菌を宿主とした異種タンパク質の分泌生産, In:穴澤秀治監修, 微生物を活用した新世代の有用物質生産技術, シーエムシー, pp. 115–123 (2012).

論文
Tanaka, M., Tokuoka, M., Shintani, T., and Gomi, K.: Transcripts of a heterologous gene encoding mite allergen Der f 7 are stabilized by codon optimization in Aspergillus oryzae. Appl. Microbiol. Biotechnol., 96, 1275-1282 (2012).
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