東北大学 研究シーズ集

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境界層遷移の制御

更新:2018-12-17
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境界層の乱流遷移に伴う流体抵抗の急激な増加は,航空機や鉄道車両,自動車,船舶といった交通機関に限らず,水や石油の長距離輸送パイプライン,流体機械の内部流れなどにおいても大きな問題である.我々はこれまで壁面上に流れと垂直に貼付したピエゾ素子をアクチュエータとして用い,そのわずか数μm 程度の変位を流れに周期的に加えるだけで境界層の遷移を遅らせることに成功している.この方法の鍵は,境界層の状態に見合った変位を種として与えることでその自発的な成長を促し,もともと境界層中に自然発生的に成長してくる不安定波動を相殺することにある.このように本研究では,まず流れ本来の性質を理解し,そしてこれを上手に利用することで効率の良い制御を目指している.当該研究について関心のある企業及び団体からの相談については,適宜応じる予定である.

研究者

工学研究科 機械システムデザイン工学専攻

福西 祐 教授 
工学博士

FUKUNISHI, Yu, Professor

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