コーティング及び界面修飾に関する分子動力学アプローチ
更新:2025/02/05
- 概要
- 従来技術との比較
- 特徴・独自性
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- 固・液の親和性や濡れ、熱抵抗、分子吸着等のメカニズムを解明し、コーティングや表面修飾などの技術によりこれを制御するための基礎研究を、分子動力学シミュレーションを主な手法として進めている。
- 熱・物質輸送や界面エネルギー等の理論をバックグラウンドとして、フォトレジストのスピンコーティングからSAM(自己組織化単分子膜)や各種官能基による親水性・疎水性処理まで様々なスケールの膜流動・界面現象を対象としている。また、主に液体を対象として、その熱流体物性値を決定する分子スケールメカニズムや、所望の熱流体物性値を実現するための分子構造に関する研究を行っている。これらの研究に関して興味のある企業との共同研究や学術指導を行う用意がある。
- 実用化イメージ
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- キーワード
研究者
流体科学研究所
ナノ流動研究部門
分子熱流動研究分野
小原 拓 教授
工学博士(東京大学)
Taku Ohara, Professor