イオン交換樹脂を触媒とした高品質脂肪酸エステル連続製造技術
更新:2020-06-16
特徴・独自性
軽油代替燃料バイオディーゼルとなる脂肪酸エステルを、従来法では利用できない非食用の低品質原料(食用油製造工場で排出する脂肪酸油や酸価の高いジャトロファ油)でも反応率100% で連続製造できるパイロットスケールの全自動装置を完成させた。固体の酸・アルカリ触媒としてイオン交換樹脂を用いることで、石鹸の副生をなくし、同時に副生物除去を達成することで、輸送用燃料の品質規格を満たす高品質品を低コストで生産できる。産学連携の可能性 (想定される用途・業界)
食用油製造工場で排出するアルカリ油滓やダーク油、脂肪酸油から脂肪酸エステル製造が可能。化学原料として脂肪酸エステル製造を実施する企業、天然油から有価物回収時にエステル化工程を用いる企業との連携が可能。研究者
大学院工学研究科・工学部 化学工学専攻 プロセス要素工学講座 反応プロセス工学分野
北川 尚美
教授
博士(工学)
SHIBASAKI-KITAKAWA Naomi, Professor
キーワード
関連情報
高品質バイオディーゼル連続製造装置紹介映像
http://youtu.be/27JGXhWU2BA
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