都市直下巨大地震に対する鋼構造建築物の設計法と無損傷化システムの開発


更新:2020/06/16
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特徴・独自性
  • 近年の巨大地震により大きな被害を受けた建築物、もしくは被害が軽微であっても高層建築物ではインフラの復旧に時間を要するなど、様々な被害が生じた。地震により建築物は、1階の柱脚部で損傷しさらには1階柱頭でも損傷することで、層崩壊を生じ、倒壊に至る。そこで、本研究では、新しい柱脚機構を開発するとともに、想定外の巨大地震に対しても建築物に冗長性を持たせ、無被害にするシステムを開発する。
実用化イメージ

開発するシステムは、通常のRC柱を下部に、上部に鉄骨柱を配置し、その接合部をピン接合することで1 階柱の損傷を防ぐものであり、施工性も良く、コストを抑えることができる。

キーワード

研究者

大学院工学研究科
都市・建築学専攻
建築構造工学講座(材料・構法創生学分野)

木村 祥裕 教授 
博士(工学)(東京工業大学)/修士(工学)(東京工業大学)

Yoshihiro Kimura, Professor