- 概要
- 従来技術との比較
- 特徴・独自性
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- 観測データや人流ビッグデータ等に基づき、公共交通利用者の行動とニーズの分析を行ってきました。空港を出入りする交通量の航空便ごとの需要への分解や、多数地点の交通量、滞在人口データからの混雑による潜在量の把握など、高度なデータ統計解析手法を開発してきました。それらは交通や人口以外のデータにも適用できる可能性があります。
- 実用化イメージ
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交通をはじめとする公共サービスの需要分析のほか、大規模システムの挙動分析や商品ニーズの分析、マーケティングに活用したい団体や企業との共同研究を希望します。
研究者
災害科学国際研究所
災害人文社会研究部門
レジリエンス計画研究分野
奥村 誠
Makoto Okumura
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- 概要
教育システムの国際比較に関する研究では、教育によって得た職業的技能や資格が労働市場において評価されるのかに関心が払われてきた。本研究は、 (1)日本社会における学歴と職業のマッチング、 (2)職業教育と社会階層の結びつき、 (3)人々が教育システムを支える費用負担の問題をどのように捉えているか という3点の研究課題を、新たなアプローチとデータ分析によって捉えるものである。
- 従来技術との比較
関連研究では、より職業に関連した知識・技能を学校教育が提供すること(職業特殊性の高さ)が若年者の労働市場への移行を円滑にすることが指摘されてきた。こうした傾向は国ごとの教育システムの違いというマクロな比較がなされることが多かったが、本研究では、こうした特徴の背後にある個人レベルの学歴・職業のパターンを明らかにした。また、人々が望ましいと考える教育システムの費用負担のあり方について、サーベイ実験の手法を用いた新たな分析を行った。
- 特徴・独自性
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- 学歴と職業の連関を、学歴段階間・学歴段階内の寄与に分解したところ、学科・専攻分野の寄与が占める割合が3割程度占めていた。必ずしも人文社会系の分野と職業との対応が弱いというわけでもなく、通説的な理解を否定する知見が得られた。
- より職業特殊性の強い専攻分野を卒業していることは、労働市場におけるより良好なアウトカムをもたらす傾向あり、またこうした傾向は実際にその専攻分野と強い結びつきを持つ職業にマッチングすることによって生じることを明らかにした。
- 教育の公的支出に関する世論の分析においては、財政制約が支持低下をもたらす一方、公的債務が受け入れられやすい傾向が示された。
- 実用化イメージ
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雇用の不安定化や知識経済化が進む中で、教育システムの職業的機能がますます問われるようになっている。そのような中で、本研究は人々が学校において身につけるスキルと、労働市場における職業のマッチングの問題に対して、新たな視点からのアプローチを可能にしている。 また、少子高齢化に伴う財政制約の中においては、他の公的支出とのバランスの中で教育システムを維持していくことが必要となる。本研究は世論形成や社会的分断のより正確な理解と政策設計に貢献できる可能性がある。
研究者
大学院文学研究科
総合人間学専攻
社会人間学講座(行動科学専攻分野)
小川 和孝
Katsunori Ogawa
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- 概要
エンジンピストンピン-コンロッド小端間の相変化を伴う潤滑油液膜流れに着目し、構造体の弾性変形と流路変化を考慮した混相流体-構造体連成解析手法を新たに開発し、高負荷条件下におけるトライボロジー特性に関するシミュレーション予測法を開発しました.その結果、摺動部における摩耗・焼付き発生部位のシミュレーション予測に成功するとともに、構成部品の特異な変形挙動が摩耗・焼付きの発生要因であることを発見しました。
- 従来技術との比較
流体潤滑における摩耗・焼付き発生部位の検証には計算による予測は不可能であると考えられてきましたが,本研究では摺動部における摩耗・焼付き発生部位のシミュレーション予測に成功しました.
- 特徴・独自性
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- この研究は、以下のような成果があります。
- ・スーパーコンピューターでエンジンピストンピン摺動部における摩耗・焼付き発生部位に関するシミュレーション予測に世界で初めて成功しました。
- ・ピストンピンの弓なり状の変形が、コンロッドエッジにおける機械接触・焼付きの原因であることを特定しました。
- ・ピストンピンとコンロッド双方の弾性変形ならびに非定常流路変化を伴う薄膜キャビテーション潤滑を考慮した、3次元混相流体-構造体連成解析手法の開発に成功しました。
- 実用化イメージ
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本研究手法は自動車用エンジンのみならず流体潤滑を用いた全ての摺動部品要素に適用可能であり、輸送機械・産業機械の損傷予測や構成要素の安全性指針策定に貢献し、構成要素の最適設計が可能になります。
研究者
流体科学研究所
附属統合流動科学国際研究教育センター
混相流動エネルギー研究分野
石本 淳
Jun Ishimoto
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- 概要
- 従来技術との比較
- 特徴・独自性
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- McH/Mo-lpr/lpr-RA1マウスは、MRL/lprマウスとC3H/lpr マウスを基に樹立されたリコンビナントコンジェニックマウスであり、自己免疫疾患研究における重要な疾患モデルです。本マウスは、関節リウマチに類似した関節炎、シェーグレン症候群に特徴的な唾液腺炎、結節性多発動脈炎にみられる血管炎に似た病変を自然発症します。MRL/lpr マウスと異なり、リンパ節腫脹や重篤な腎炎を発症せず、繁殖が容易で、長期の薬剤投与実験や病態評価が可能です。
- 実用化イメージ
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本モデルを活用することで、以下の実用化が期待されます。 1.膠原病の病因解明 ・ 関節リウマチ、シェーグレン症候群、結節性多発動脈炎の遺伝的 ・免疫学的要因の解析 ・診断・治療法の開発に向けた標的分子の同定 2.新規薬剤の副作用評価 ・膠原病治療薬の副作用を事前に評価 ・新規治療薬の有効性と安全性を高精度に検証 3.免疫関連薬剤の有害事象研究 ・免疫チェックポイント阻害剤の副作用の早期発見および予防法の確立 ・免疫関連副作用の管理法と治療法の開発 4.ドラッグリポジショニングおよびジェネリック薬開発 ・既存薬の新たな適応症を探索し、治療選択肢を拡大 ・低コストのジェネリック薬の開発
本モデルは、膠原病研究、新薬開発、免疫関連薬剤の副作用研究に貢献し、治療法の革新を促進します。
研究者
大学院医工学研究科
医工学専攻
治療医工学講座(腫瘍医工学分野)
小玉 哲也
Tetsuya Kodama
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- 概要
- 従来技術との比較
- 特徴・独自性
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- 走査型プローブ顕微鏡に基づく生体分子評価システムの探索に一貫して取り組み、プロテインアレイの構築とイムノアッセイへの応用を提案しました。また、微小探針を改良して1細胞ごとのmRNA 回収法を確立し、核酸- タンパク質の同時定量に取り組んでいます。走査型電気化学顕微鏡(SECM)を含むプローブ顕微鏡システムをツールとし、核酸、タンパク質、生体膜、細胞、初期胚を含む広い応用分野の開拓に成功しました。これらの研究は初期胚研究への適用が期待できます。
- 実用化イメージ
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体外受精- 胚移植は、医療分野では不妊治療、畜産分野では優良家畜の効率的生産を可能としています。体外培養技術の進歩によりクオリティの高い胚の作出が可能となっていますが、その後の子宮への胚移植、受胎率、産仔の成功率は依然として低い水準にあります。これまで、受精卵の品質評価は形態観察に基づき行われてきました。我々は、単一受精卵ごとの呼吸活性を指標とした客観的な受精卵の品質評価法を開発しました。我々の特許をもとに「受精卵呼吸測定装置」が装置化・実用化され、ウシ・マウス・ヒトの受精卵移植試験実施に至りました。
研究者
大学院工学研究科
バイオ工学専攻
生体分子化学講座(生物電気化学分野)
珠玖 仁
Hitoshi Shiku
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- 概要
- 従来技術との比較
- 特徴・独自性
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- 近年、抗体医薬の開発が活発ですが、既存の抗体医薬品は正常組織にも発現するタンパク質に対する抗体であり、副作用が問題になります。この問題を解決するため、腫瘍細胞の特異的糖タンパク質、糖鎖、変異型タンパク質などの分子標的に対する特異的モノクローナル抗体を効率的に産生する技術を開発しました。この技術により開発した抗体は腫瘍特異的であるため、副作用を低減した抗体医薬の開発を促進させることができます。
- 実用化イメージ
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腫瘍マーカーや抗体医薬の開発を飛躍的に加速させることを目指して、研究を進めています。
研究者
大学院医学系研究科
医科学専攻
生体機能学講座(抗体創薬学分野)
加藤 幸成
Yukinari Kato
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- 概要
相変化に伴い大きく物性(電気抵抗や光学特性)が変化する材料を「相変化材料」と呼びます。その物性変化を利用して、次世代の不揮発性メモリや変位センシングが可能となります。本研究では、省エネルギーで動作する次世代型の相変化材料の創成を目指しています。
- 従来技術との比較
一般的な相変化材料は、アモルファス相と結晶相の相変化を利用します。しかし、アモルファス化のためには材料を融解する必要があり、必然的に動作エネルギーが大きくなってしまう欠点があります。本研究では、新しいカルコゲナイド系相変化材料を創出し、省エネルギー動作を可能とし、かつ、高い耐熱性や高速動作を可能とする次世代型の相変化材料の開発を行ってます。
- 特徴・独自性
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- 従来、アモルファス相と結晶相間の相変化を利用する相変化材料では、結晶相の方がアモルファス相よりも抵抗が低い特徴があります。電気的な不揮発性メモリでは、ジュール加熱により相変化材料の相変化が生じますが、結晶の抵抗が低いため、アモルファス化(融解する)するために大電流が必要であり、動作エネルギーが高くなってしまいます。私たちの開発する材料は、逆の抵抗変化を示す(結晶の方が抵抗が高い)ため、アモルファス化に大電流を必要としないことによって省エネルギー動作を可能とします。
- また、アモルファス化を伴わない材料を見出しています。この場合、変位型の相変化で大きな物性変化を生じることが可能なため、省エネルギー動作のみならず高速動作や高い耐熱性が実現できます。更には、非カルコゲナイド材料でも、結晶/ 結晶相変化により大きな物性変化がえられることを見出しています。
- 加えて、ポリイミド基板上に成膜したこれら相変化材料は、大きな歪みゲージ率を示すため、超高感度なセンシング材料にも応用が可能です。
- 実用化イメージ
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不揮発性メモリやセンシング材料に適用が可能と考えています。
研究者
大学院工学研究科
知能デバイス材料学専攻
ナノ材料物性学講座(極限材料物性学分野)
須藤 祐司
Yuji Suto
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- 概要
免振装置 https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken/T05-300.pdf
- 従来技術との比較
従来の免震装置では、微小振動から震度4程度までの地震動や長周期地震動に対して免震効果を得るのが難しかったが、本装置では、免震対象物を浮上支承させるため任意の水平振動に対して振動伝達を排除可能となる
- 特徴・独自性
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- 磁気浮上型免震装置の免震原理は、現用の免震装置とは全く異なります。現用の免震装置が、主に支承部材と減衰部材で構成されており、地震時の上部構造への振動エネルギー伝達を少しでも抑制するとともに、伝達したエネルギーを速やかに吸収することで建物を地震から守る、というものであるのに対して、磁気浮上型免震装置は、建物を浮上させて基礎と建物を完全に絶縁し、振動エネルギーを上部構造に全く伝達しないことにより建物を守る、というものです。
- 現用の免震装置は、地震動により建物が共振しないように、建物の固有振動数を地震動の振動数よりも小さくすることにより、地震動による振動伝達を低減化するとともに、伝達した振動エネルギーをどの様に減衰させるかがポイントとなっているのに対して、磁気浮上型免震装置は、建物への振動エネルギー伝達を完全に除去することにより免震効果を得ることができ、建物の固有振動数や地震動の振動数に関係なく、水平方向振動については振動伝達を完全に排除可能となるため、常時微振動から近年問題視されている長周期振動を含めた地震動まで振動を伝達させない絶対免震が可能です。
- 磁気浮上免震装置は、超電導体固有の“ 無制御安定浮上が可能” という性質を利用することにより初めて実現できるもので、世界のオンリーワン技術であり、建物だけでなく、精密機械・機器などにも適用可能です。
- 実用化イメージ
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地震時でも継続的な治療が必要となる病院、地震時の安全性確認のためにラインを停止することにより大きな損害が生じる工場、地震動だけでなく常時微振動についても振動伝達を抑制する必要のある精密機械・機器等に活用可能です。
研究者
大学院工学研究科
電気エネルギーシステム専攻
電気エネルギーシステム工学講座(応用電気エネルギーシステム分野)
津田 理
Makoto Tsuda
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- 概要
- 従来技術との比較
- 特徴・独自性
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- 金属やセラミックスにおける状態図の実験的決定と計算状態図の研究を行っています。状態図を基に、優れた性能や特異な機能性を有する新しい構造材料(鉄合金、銅合金、耐熱材料etc.)や機能材料(形状記憶合金、超弾性合金etc.)の提案と、ミクロ組織制御・特性評価を通じた材料設計を行っています。特に、相変態を利用した単結晶製造方法の開発や、新規形状記憶合金の開発と制震部材への応用展開などに取り組んでいます。
- 実用化イメージ
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新規材料開発における基盤技術として、「相平衡や状態図を知りたい」、「ミクロ組織と特性の関係を明らかにしたい」、といったニーズに対して連携の可能性があります。
研究者
大学院工学研究科
金属フロンティア工学専攻
創形創質プロセス学講座(計算材料構成学分野)
大森 俊洋
Toshihiro Omori
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- 概要
計算社会科学は、社会現象や人間行動を、機械学習、シミュレーション、デジタル実験などを含む新たな計算手法によって解明しようとする学問分野です。 ソーシャルメディアにおける意見形成から、異なる社会集団が地理的に分離される社会的空間隔離に至るまで幅広いテーマを扱いながら、大規模言語モデルをはじめとする生成AI技術の革新が進む中で、社会科学における新たな可能性としてこれらを積極的に探求し、研究の新たな枠組みの確立と社会課題の解決の双方に貢献することを目指しています。
- 従来技術との比較
計算社会科学の手法の優位性は、従来の社会科学が主に限られた規模の調査や静的なデータに依存してきたのに対し、複雑な社会現象と人間行動を動的かつ高精度に把握できる点にあります。
第一に、日々生成される膨大な行動データを直接分析対象とすることで、従来困難だった大規模で高粒度の社会過程を把握できます。第二に、計算手法の活用により、人間の直観や従来の理論だけでは見落とされがちな複雑なパターンや新しい社会現象の構造を発見することが可能となります。第三に、シミュレーションやデジタル実験を組み合わせることで、単なる記述や相関分析にとどまらず、因果メカニズムや将来的なシナリオを検証できるようになりました。
このように計算社会科学は、従来の方法論を補完しつつ、社会科学を社会問題の解決に資する学問へと発展させる優位性を有しているといえます。
- 特徴・独自性
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- 社会科学の理論的検討に基づき注目対象と分析の方向性を定め、情報技術とビッグデータを活用した実証分析やシミュレーションを通じて理論を検証・発展させる、社会科学と情報科学を統合する新たな研究枠組みとして位置づけられます。
- 実用化イメージ
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多様な社会現象や人間行動について、情報技術とビッグデータを活用することで、現状の把握や介入策の立案・評価に資する知見とノウハウを提供できます。
研究者
大学院文学研究科
総合人間学専攻
社会人間学講座(計算人文社会学専攻分野)
Lyu Zeyu
Lyu Zeyu
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- 概要
- 従来技術との比較
- 特徴・独自性
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- 実世界とサイバー空間のコンピューティングが融合する次世代ICT社会に向けた情報セキュリティ技術の研究を行っています。特に、暗号や秘密計算等のセキュリティ機能を超高速かつ極低電力で行うHWおよびSWコンピューティング、システムを各種物理攻撃(システムに物理的にアクセスして行う攻撃)から守るセキュア実装技術、システムの利用環境や応用分野に応じたセキュリティ最適化技術に関する研究を中心に行っています。
- 実用化イメージ
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情報セキュリティ技術の分野における産学連携を進めることができます。特に、組込みシステムセキュリティの先端的知見や技術を活かして、これまで多くの国内外の企業、大学、研究機関などと連携してきた実績があります。
研究者
電気通信研究所
情報通信基盤研究部門
環境調和型セキュア情報システム研究室
本間 尚文
Naofumi Homma
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- 概要
- 従来技術との比較
- 特徴・独自性
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- 反射防止薄膜、電池、電源、メモリなどの高性能化・高耐久化、ひいては、豊かな情報の発信・受信や持続的なエネルギー供給に寄与する機能性セラミックスを新規開発しています。電子論と熱力学を中心に据えたマテリアルデザインにより、高屈折率な透明材料(図1)や、電気的絶縁性ながらも濃い黒色を呈する色材(図2)などを開発してきました。独自に構築したイオンビーム支援パルスレーザー堆積装置による酸窒化物や酸水素化物の合成や、セラミックスのレーザー焼結技術(図3)の開発にも取り組んでいます。
- 実用化イメージ
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研究成果のアウトプット先の一例に、光学的機能膜(反射防止膜、透明電極、太陽電池、LiDAR 用光フィルタなど)、二次電池、固体酸化物型燃料電池および水蒸気電解式水素製造装置、メモリ関係(抵抗変化、相変化)があります。
研究者
大学院工学研究科
知能デバイス材料学専攻
情報デバイス材料学講座(エネルギー情報材料学分野)
石井 暁大
Akihiro Ishii
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- 概要
- 従来技術との比較
- 特徴・独自性
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- 食品のおいしさやモノの使い心地に関して、心理学・脳科学の観点から研究をおこなっています。よく誤解されがちですが、食品のおいしさは食品そのものにあるという思い込みは半分以上間違っていると言わざるをえません。例えば、同じ食品を食べていても、人によっておいしいと思う程度は違ってきます。従来、このような個人差は誤差だと考えられてきましたが、この誤差こそ、これからのビジネスのシーズになると考えています。
同じようにこれまで個人差で片付けられていたようなモノの使い心地のバリエーションは、ニッチな商品に結びつくだけでなく、まったく新しい製品の設計やあらたなニーズを掘り起こすシーズにもなります。これらの着眼点は、従来のものづくりの視点だけでは着想できなかったことも多いかと思います。
- 実用化イメージ
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技術や品質が頭打ちあるいは横並びになっているとお悩みの場合、人の行動特性を脳科学の知見を取り入れながら理解する私の研究をぜひ取り入れ、新たな製品やサービスの開発につなげていただければと思っています。
研究者
大学院文学研究科
総合人間学専攻
心理言語人間学講座(心理学専攻分野)
坂井 信之
Nobuyuki Sakai
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- 概要
- 従来技術との比較
- 特徴・独自性
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- 食品や農水産物、天然資源に由来する機能性成分について、精密な構造分析と、生体内での吸収代謝、物質運搬の制御、細胞機能の修飾、シグナル伝達の改変、遺伝子発現の調節など、分子機能の基盤的理解に向けた研究を進めています。特に、細胞の老化や老化性の障害(認知症、癌、動脈硬化など)の予防に焦点をあて、食品油脂類、過酸化脂質、共役脂肪酸、ビタミン E、プラズマローゲン、カロテノイド、アミノ糖、カテキン類などの食品成分について、食品栄養学的研究を行っています。本研究に関して興味のある企業へ学術指導を行う用意があります。
- 実用化イメージ
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研究者
未来科学技術共同研究センター
開発研究部
先端的食品バイオ研究拠点の構築
宮澤 陽夫
Teruo Miyazawa
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- 概要
機能的近赤外線分光法(fNIRS)を用いて咀嚼中の前頭前野脳血流変動を非侵襲的・リアルタイムに計測し、咀嚼機能と認知機能の関連を定量的に評価する研究である。骨格性下顎前突症患者では、健常者と比較して咀嚼誘発性脳血流増加が有意に低下しており、その低下量が認知機能検査スコアと相関することを明らかにした(Scientific Reports 2026)。さらに、術前の安静時脳血流ベースライン値が外科的矯正治療後の脳血流変化の方向性を予測するという新知見を見出し、個別化医療への応用可能性を示した。
- 従来技術との比較
咀嚼と脳機能の関連研究には従来fMRIやPETが用いられてきたが、大型装置を要し咀嚼動作中のリアルタイム計測が困難であった。脳波(EEG)は計測可能であるものの、顎運動アーチファクトの除去が課題とされる。fNIRSは被験者の動きに対して比較的頑健であり、咀嚼という生理的動作中でも安定した脳血流変動の連続計測が可能である。認知機能評価においても従来の紙筆検査やタブレット式検査が主流であったが、検者依存性や負担の大きさが課題であった。本研究では市販のアイトラッキング式認知機能測定装置を導入することで、簡便かつ客観的な認知機能の定量評価を実現し、脳血流計測との同時評価を可能にした。
- 特徴・独自性
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- 顎変形症という明確な臨床表現型を持つ患者群を対象とすることで、咀嚼機能低下と脳血流・認知機能の因果関係に迫る準自然実験的デザインを採用している点が独自性の核心である。加えて、fNIRSによる咀嚼時脳血流と市販のアイトラッキング式認知機能測定装置を組み合わせた多角的な評価プロトコルを独自に構築し、両指標間に有意な関連があることを示した点は、本研究にしかない強みである。
- 実用化イメージ
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口腔機能低下が認知症リスクと関連するという社会的関心が高まる中、本研究は「噛む力を守ることが脳を守る」という予防医学的メッセージに科学的根拠を与える。fNIRSと市販のアイトラッキング式認知機能測定装置を組み合わせたポータブルな複合評価システムを歯科診療所・介護施設で活用できる形に実用化することが社会実装の軸となる。医療機器メーカーや介護・ヘルスケア企業との共同研究により、咀嚼機能・脳血流・認知機能を一体的にスクリーニングできるデバイスの製品化を目指したい。
研究者
病院
口腔育成系診療科
矯正歯科
菅崎 弘幸
Hiroyuki Kanzaki
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- 特徴・独自性
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- 触覚・触感は、粗骨感、硬軟感、乾湿感、温冷感などの基礎感覚やその組み合わせの複合的な感覚であるが、これらの感覚は力、ひずみや温冷情報、粘性、振動などの情報で表現できると考えられる。これまで、ヒトの感覚受容器に対応させた触覚センサと触動作を模したセンサ機構を統合した能動型触覚センサシステムを開発し、種々の感性ワードや粗さ、柔らかさや温冷感の測定が可能となるシステムを実現した。また、触覚・触感はこれらの感覚に加え、その組み合わせなどもあり、メカニズムの解明は、センサの開発において重要である。本研究ではこれまで得られた基礎的な感覚やその他の感覚の関係、またその感覚取得に関連する物理情報等、触覚・触感のメカニズムを明らかにし、高機能な触覚・触感情報を可能とするセンサシステムの開発をする。
- 実用化イメージ
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ライフサイエンスのみにとどまらず、香粧品業界や繊維等の業界の他にも一般メーカーなども対象となり、ものづくりの分野で有効である。
研究者
大学院医工学研究科
医工学専攻
社会医工学講座(医療福祉工学分野)
田中 真美
Mami Tanaka
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- 概要
感染性新型コロナウイルスを用いて消毒薬や治療薬の開発をします。
- 従来技術との比較
P3施設において、いろいろな新型コロナウイルス株を試すことが可能です。タンパク構造解析が可能です。
- 特徴・独自性
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- 感染性を有する新型コロナウイルスを使用し、新型コロナウイルスに対する新規治療薬候補の評価や開発、併せて消毒剤の評価なども行っております。さらに、作用機序や耐性機序に踏み込むことも可能です。ほかにも、インフルエンザウイルスから薬剤耐性菌までの同時評価が必要な場合はご相談ください。これまでに、国内外製薬企業、関連企業との共同研究で、臨床薬の基礎開発から臨床応用までの経験があります。
- 実用化イメージ
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阻害剤や消毒剤などの開発・評価において、目的の微生物だけでなく、同一施設で、条件をそろえて幅広く対応でき、効果の比較が容易です。野生型だけでなく、変異型にも対応可能です。
研究者
災害科学国際研究所
災害医学研究部門
災害感染症学分野
児玉 栄一
Eiichi Kodama
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- 概要
- 従来技術との比較
- 特徴・独自性
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- 放射線や光、熱、圧力等の外部からのエネルギーと結晶との相互作用のある機能性結晶の開発と、融液からの結晶成長を活かした新規結晶成長技術の開発に興味を持ち、1)化学と物理の両面からの材料設計、2)相互作用の評価と理解、3)合成プロセスの開発、の3つの切り口から研究を進めています。研究室内で「物理」と「化学」、「基礎研究」と「社会実装を目指した応用研究」など異分野融合を行っており、要素技術の上流から下流までを垂直統合する体制で取り組んでいます。優れた特性を持つ結晶や製造技術に関しては、そのデバイス化、実機搭載、社会実装にも主体的に関わる点も特徴です。
- 実用化イメージ
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シンチレータは、核医学、セキュリティ、核融合、資源探査、宇宙物理等、に用いる放射線検出器に応用されます。高発光量、高速応答、長波長発光、高エネルギー分解能、高温域での安定性など、ユーザーのニーズに合わせた材料設計が可能です。共同研究企業や研究室発スタートアップでの実用化・社会実装も進めています。 難加工性合金は既存のプロセスでは幾つものプロセスを経て線材化されますが、融液成長を使うとシングルプロセスでの線材化が可能です。また、酸化物はイリジウムという貴金属を坩堝に用いていますが、そのためにCAPEX もOPEXも高額になる問題があります。このイリジウムを銅+水で代替することで、経済的な問題に加えて、品質的な問題も解決可能です。斯様なブレークスルー・ゲームチェンジになるような製造技術についても、スタートアップを起業するなどして実用化を見据えて、開発を進めています。
研究者
金属材料研究所
材料設計研究部
先端結晶工学研究部門
吉川 彰
Akira Yoshikawa
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- 概要
新規固体電解質を備える二次電池 https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken_h/T07-229.html
- 従来技術との比較
- 特徴・独自性
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- 近年、ポータブル機器の普及に伴い、小型大容量の二次電池に対する需要が高まっています。現在実用化されている二次電池の中で、最もエネルギー密度の高いリチウムイオン電池は電解質として有機溶媒電解液を用いていることから、その安全性に対して問題があり、安全性の高い固体状の電解質が求められています。特に自動車用途では電池サイズが大きく衝撃の危険性があるため、とりわけ安全性の向上が要望されています。本発明では、リチウムイオン電池用の新規固体電解質に関するものであり、その組成は、LiBH4とMX(M はアルカリ金属、Xは①ハロゲン原子 or ② NR2基 or ③N2R 基:ただしR は水素原子またはアルキル基)である事を特徴とし、LiBH4の115℃の転移温度未満においても高いイオン伝導性を示すため、リチウムイオン二次電池用電解質として有用です。
- 実用化イメージ
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リチウムイオン二次電池用電解質などへの応用が想定されます。
研究者
大学院工学研究科
知能デバイス材料学専攻
情報デバイス材料学講座(エネルギー情報材料学分野)
髙村 仁
Hitoshi Takamura
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- 概要
磁性ガーネットの作製を行っています。磁性ガーネットは、磁性を持ったガーネット構造を持った材料のことを指します。磁性ガーネットの中でも、特に、YIG(イットリウム鉄ガーネット)のYサイトを、CeやBiといった希土類材料で置換し、磁気光学効果を増大した材料を作製しています。作製方法は、イオンビームスパッタ法を用いており、緻密な膜の作製が可能です。エピタキシャルな膜作製が可能です。
- 従来技術との比較
エピタキシャルに磁性ガーネットを作製するには、900度程度に、基板加熱を行いながら、成膜を行う必要があるため、専用の装置を必要とします。
- 特徴・独自性
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- 磁性ガーネット膜の作製が可能です。磁性ガーネットは、YIG(yttrium iron garnet, Y3Fe5O12)を基本組成とし、このY のサイトに、他の元素を置換することで、磁気光学効果が大きくなったり、高周波(スピン波)の応答が変わったりします。私は、このY サイトに、Ce、Bi、Dy、などの希土類を置換することで、大きな磁気光学効果を持つ材料を作製しています。これを用いたデバイス応用についても取り組んでいます。
- さらに、磁気異方性を制御することが、デバイス応用上重要となりますが、これを、イオンビームスパッタ法の場合は、成膜中に、調整することが可能になるため、応用上有利です。さらに、磁気ドメインをもつ膜にしたり、磁気光学効果を大きくしたりすることが可能で、デバイスに合わせた材料の設計と作製と試作が可能です。図は、最近、新規開発したガーネットの磁気ドメイン像です。
- 実用化イメージ
-
以下のような社会実装への応用が想定されます。 ・磁性ガーネットを利用したデバイスプロトタイプの性能を向上し、実用化製品の開発研究。 ・磁性ガーネットを利用した磁気光学あるいはスピン波に関する基礎的な共同研究。
研究者
電気通信研究所
人間・生体情報システム研究部門
生体電磁情報研究室
後藤 太一
Taichi Goto
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