登録されている研究テーマ 418件

脂肪性肝疾患の発症予防用・進展抑制用組成物

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  •  本発明は、生体内で脂肪性肝疾患の発症予防又は進行抑制組成物で、乳蛋白質抽出物、又は、乳蛋白質加水分解物を含有する組成物、および、前記組成物含有ゼリー、又は、前記組成物含有栄養飲料水、又は、前記組成物含有医薬品に関する。
  •  本発明の体内セロトニン低下用組成物である体内FGF15/19 増加用組成物は、体内FGF21 低下用組成物であり、体内へ投与した場合に、血中FGF15/19 又は体内FGF15/19 分泌を増加させ、ホエイプロテイン抽出物、又は、ホエイプロテイン加水分解物を有効成分として含み、脂肪性肝疾患の発症予防用組成物又は進行抑制用組成物である。
  •  また、本発明の前記組成物は、体内セロトニン2b 受容体シグナル伝達遮断用組成物であることを特徴とする組成物でもある。
  •  更に、本発明の前記組成物は、脳内セロトニン2c 受容体シグナル伝達刺激用組成物であることを特徴とする組成物でもある。
実用化イメージ

ホエイプロテインを含む健康食品、飲料水、ゼリー製品等の開発・販売事業を担う企業との連携を求めています。

研究者

先端量子ビーム科学研究センター

野々垣 勝則  

Katsunori Nonogaki

脂質の酸化原因を明らかにできる新たな手法を開発

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 私たちの身体を構成する脂質が何らかの原因で酸化され、過酸化脂質が生じると、病気の要因になると考えられています。故に、どのような酸化反応(炎症やラジカル酸化)が進んでいるのかを知ることは重要で、私たちは過酸化脂質の構造を質量分析で詳細に解析することで、酸化反応の種類の見極めを達成しました。つまり、その種類に応じた適切な抗酸化物質を選択すれば、効果的に酸化を抑制できると期待されます。
実用化イメージ

現在、病気予防を目的に、様々な抗酸化食品が出ていますが、私たちの方法を活用することにより、作用メカニズムが明確な確固たる抗酸化食品の創成に繋がると期待されます。

研究者

大学院農学研究科

仲川 清隆  

Kiyotaka Nakagawa

社会科学をエンターテインメントコンテンツにする

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概要

経済データの分析やシミュレーションを研究している中で、これらの技術をエンターテインメントコンテンツの作成に活かせないかと思うようになりました。例えば、現実の社会経済データに徹底的に基づいたリアルな経営シミュレーションゲーム、統計データから不自然な点を探して企業犯罪を見抜くミステリー小説、料理レシピの各材料についてその生産地や経済事情、貿易統計などを一緒に学べる料理本などを構想しています。

従来技術との比較

例えば何かシミュレーションゲームを作るのであれば、そのパラメーターの設定が必要になります。これを、実際に研究で使っているレベルで精密に、特にマクロ経済学のカリブレーションという手法を応用して行えると考えています。また、金融ビッグデータの解析経験などから、専門家でないと扱えないような詳細な統計分析をエンターテインメントに落とし込めるのではと期待しています。

特徴・独自性
  • 堅い研究と柔らかいエンターテインメントを結ぶこと
  • 経済モデルのパラメーター設定手法をゲームに持ち込むこと
  • 金融・経済教育への応用
実用化イメージ

このようなコンテンツを、ゼミの大学生と一緒に作りたいと考えています。企業様には、コンテンツの方向性などを指導していただきつつ、一緒に製品開発に取り組めますと幸いです。

研究者

大学院経済学研究科

久保田 荘  

So Kubota

社会経済データの高度解析手法とニーズの解明

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 観測データや人流ビッグデータ等に基づき、公共交通利用者の行動とニーズの分析を行ってきました。空港を出入りする交通量の航空便ごとの需要への分解や、多数地点の交通量、滞在人口データからの混雑による潜在量の把握など、高度なデータ統計解析手法を開発してきました。それらは交通や人口以外のデータにも適用できる可能性があります。
実用化イメージ

交通をはじめとする公共サービスの需要分析のほか、大規模システムの挙動分析や商品ニーズの分析、マーケティングに活用したい団体や企業との共同研究を希望します。

研究者

災害科学国際研究所

奥村 誠  

Makoto Okumura

社会における科学・技術 ー 科学・技術の哲学と倫理

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概要

人間が幸せを感じられる社会を作っていくために、テクノロジーの進化と不可分の未来社会をどのようにデザインしていくべきか。近年言われるELSIも念頭に、研究者、技術者、企業の間でwell-beingを実現する技術を目指し、応用哲学・応用倫理学の方面からアプローチする。

従来技術との比較


研究・開発から社会実装に至る過程で、上流の段階から人や世界との関わりやwell-beingの実現を組み込んでいくアプローチのなかで、人文社会科学と技術開発との接点を見いだしていく。

特徴・独自性
  • 人間中心的デザインが言われて久しいですが、何が人間中心的であるのか、研究開発によってどのような社会が予想され、また厄介な(倫理的、社会的、技術的)問題が生じるのかはそれほど明らかではありません。人工物や人工物を介した人や世界との関わりのあり方について哲学や倫理学の視点を用いながら研究を進めています。
実用化イメージ

理論立てて効率的に正解を求める工学的思考とともに、現在は答えのない課題に対応し、既存の概念に囚われない思考が求められています。一歩先のことを考えるような協働関係が築ければ成果が出せると思います。

研究者

大学院文学研究科

直江 清隆  

Kiyotaka Naoe

摺動部摩耗と焼付き発生部位に関するシミュレーション予測システムの開発

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概要

エンジンピストンピン-コンロッド小端間の相変化を伴う潤滑油液膜流れに着目し、構造体の弾性変形と流路変化を考慮した混相流体-構造体連成解析手法を新たに開発し、高負荷条件下におけるトライボロジー特性に関するシミュレーション予測法を開発しました.その結果、摺動部における摩耗・焼付き発生部位のシミュレーション予測に成功するとともに、構成部品の特異な変形挙動が摩耗・焼付きの発生要因であることを発見しました。

従来技術との比較

流体潤滑における摩耗・焼付き発生部位の検証には計算による予測は不可能であると考えられてきましたが,本研究では摺動部における摩耗・焼付き発生部位のシミュレーション予測に成功しました.

特徴・独自性
  • この研究は、以下のような成果があります。
  • ・スーパーコンピューターでエンジンピストンピン摺動部における摩耗・焼付き発生部位に関するシミュレーション予測に世界で初めて成功しました。
  • ・ピストンピンの弓なり状の変形が、コンロッドエッジにおける機械接触・焼付きの原因であることを特定しました。
  • ・ピストンピンとコンロッド双方の弾性変形ならびに非定常流路変化を伴う薄膜キャビテーション潤滑を考慮した、3次元混相流体-構造体連成解析手法の開発に成功しました。
実用化イメージ

本研究手法は自動車用エンジンのみならず流体潤滑を用いた全ての摺動部品要素に適用可能であり、輸送機械・産業機械の損傷予測や構成要素の安全性指針策定に貢献し、構成要素の最適設計が可能になります。

研究者

流体科学研究所

石本 淳  

Jun Ishimoto

重度の自己免疫性関節炎、血管炎、唾液腺炎を自然発症する疾患 モデルマウス、McH/Mo-lpr/lpr-RA1マウスの開発

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • McH/Mo-lpr/lpr-RA1マウスは、MRL/lprマウスとC3H/lpr マウスを基に樹立されたリコンビナントコンジェニックマウスであり、自己免疫疾患研究における重要な疾患モデルです。本マウスは、関節リウマチに類似した関節炎、シェーグレン症候群に特徴的な唾液腺炎、結節性多発動脈炎にみられる血管炎に似た病変を自然発症します。MRL/lpr マウスと異なり、リンパ節腫脹や重篤な腎炎を発症せず、繁殖が容易で、長期の薬剤投与実験や病態評価が可能です。
実用化イメージ

本モデルを活用することで、以下の実用化が期待されます。
1.膠原病の病因解明
 ・ 関節リウマチ、シェーグレン症候群、結節性多発動脈炎の遺伝的
 ・免疫学的要因の解析
 ・診断・治療法の開発に向けた標的分子の同定
2.新規薬剤の副作用評価
 ・膠原病治療薬の副作用を事前に評価
 ・新規治療薬の有効性と安全性を高精度に検証
3.免疫関連薬剤の有害事象研究
 ・免疫チェックポイント阻害剤の副作用の早期発見および予防法の確立
 ・免疫関連副作用の管理法と治療法の開発
4.ドラッグリポジショニングおよびジェネリック薬開発
 ・既存薬の新たな適応症を探索し、治療選択肢を拡大
 ・低コストのジェネリック薬の開発

本モデルは、膠原病研究、新薬開発、免疫関連薬剤の副作用研究に貢献し、治療法の革新を促進します。

研究者

大学院医工学研究科

小玉 哲也  

Tetsuya Kodama

受精卵および幹細胞の新規品質評価法の開発

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 走査型プローブ顕微鏡に基づく生体分子評価システムの探索に一貫して取り組み、プロテインアレイの構築とイムノアッセイへの応用を提案しました。また、微小探針を改良して1細胞ごとのmRNA 回収法を確立し、核酸- タンパク質の同時定量に取り組んでいます。走査型電気化学顕微鏡(SECM)を含むプローブ顕微鏡システムをツールとし、核酸、タンパク質、生体膜、細胞、初期胚を含む広い応用分野の開拓に成功しました。これらの研究は初期胚研究への適用が期待できます。
実用化イメージ

体外受精- 胚移植は、医療分野では不妊治療、畜産分野では優良家畜の効率的生産を可能としています。体外培養技術の進歩によりクオリティの高い胚の作出が可能となっていますが、その後の子宮への胚移植、受胎率、産仔の成功率は依然として低い水準にあります。これまで、受精卵の品質評価は形態観察に基づき行われてきました。我々は、単一受精卵ごとの呼吸活性を指標とした客観的な受精卵の品質評価法を開発しました。我々の特許をもとに「受精卵呼吸測定装置」が装置化・実用化され、ウシ・マウス・ヒトの受精卵移植試験実施に至りました。

研究者

大学院工学研究科

珠玖 仁  

Hitoshi Shiku

腫瘍特異的モノクローナル抗体の開発

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 近年、抗体医薬の開発が活発ですが、既存の抗体医薬品は正常組織にも発現するタンパク質に対する抗体であり、副作用が問題になります。この問題を解決するため、腫瘍細胞の特異的糖タンパク質、糖鎖、変異型タンパク質などの分子標的に対する特異的モノクローナル抗体を効率的に産生する技術を開発しました。この技術により開発した抗体は腫瘍特異的であるため、副作用を低減した抗体医薬の開発を促進させることができます。
実用化イメージ

腫瘍マーカーや抗体医薬の開発を飛躍的に加速させることを目指して、研究を進めています。

研究者

大学院医学系研究科

加藤 幸成  

Yukinari Kato

省エネルギー動作可能な相変化型メモリ材料の創成

概要

相変化に伴い大きく物性(電気抵抗や光学特性)が変化する材料を「相変化材料」と呼びます。その物性変化を利用して、次世代の不揮発性メモリや変位センシングが可能となります。本研究では、省エネルギーで動作する次世代型の相変化材料の創成を目指しています。

従来技術との比較

一般的な相変化材料は、アモルファス相と結晶相の相変化を利用します。しかし、アモルファス化のためには材料を融解する必要があり、必然的に動作エネルギーが大きくなってしまう欠点があります。本研究では、新しいカルコゲナイド系相変化材料を創出し、省エネルギー動作を可能とし、かつ、高い耐熱性や高速動作を可能とする次世代型の相変化材料の開発を行ってます。

特徴・独自性
  • 従来、アモルファス相と結晶相間の相変化を利用する相変化材料では、結晶相の方がアモルファス相よりも抵抗が低い特徴と持ちます。電気的な不揮発性メモリでは、ジュール加熱により相変化材料の相変化を生じさせますが、結晶の抵抗が低いため、アモルファス化(融解する)するために大電流が必要であり、動作エネルギーが高くなってしまいます。私たちの開発する材料は、逆の抵抗変化を示す(結晶の方が抵抗が高い)ため、アモルファス化に大電流を必要としないため省エネルギー動作を可能とします。
  • また、アモルファス化を伴わない材料を見出しています。この場合、変位型の相変化で大きな物性変化を生じることが可能なため、省エネルギー動作のみならず高速動作や高い耐熱性が実現できます。更には、非カルコゲナイド材料でも、結晶/結晶相変化により大きな物性変化がえられることを見出しています。
  • 加えて、ポリイミド基板上に成膜したこれら相変化材料は、大きな歪みゲージ率を示すため、超高感度なセンシング材料にも応用が可能です。
実用化イメージ

不揮発性メモリやセンシング材料に適用が可能と考えています。

研究者

大学院工学研究科

須藤 祐司  

Yuji Suto

状態図と材料開発

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 金属やセラミックスにおける状態図の実験的決定と計算状態図の研究を行っています。状態図を基に、優れた性能や特異な機能性を有する新しい構造材料(鉄合金、銅合金、耐熱材料etc.)や機能材料(形状記憶合金、超弾性合金etc.)の提案と、ミクロ組織制御・特性評価を通じた材料設計を行っています。特に、相変態を利用した単結晶製造方法の開発や、新規形状記憶合金の開発と制震部材への応用展開などに取り組んでいます。
実用化イメージ

新規材料開発における基盤技術として、「相平衡や状態図を知りたい」、「ミクロ組織と特性の関係を明らかにしたい」、といったニーズに対して連携の可能性があります。

研究者

大学院工学研究科

大森 俊洋  

Toshihiro Omori

情報セキュリティ技術とその応用

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 実世界とサイバー空間のコンピューティングが融合する次世代ICT社会に向けた情報セキュリティ技術の研究を行っています。特に、暗号や秘密計算等のセキュリティ機能を超高速かつ極低電力で行うHWおよびSWコンピューティング、システムを各種物理攻撃(システムに物理的にアクセスして行う攻撃)から守るセキュア実装技術、システムの利用環境や応用分野に応じたセキュリティ最適化技術に関する研究を中心に行っています。
実用化イメージ

情報セキュリティ技術の分野における産学連携を進めることができます。特に、組込みシステムセキュリティの先端的知見や技術を活かして、これまで多くの国内外の企業、大学、研究機関などと連携してきた実績があります。

研究者

電気通信研究所

本間 尚文  

Naofumi Homma

情報の発信・受信やエネルギー供給を豊かにする機能性セラミックス材料の開発

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 反射防止薄膜、電池、電源、メモリなどの高性能化・高耐久化、ひいては、豊かな情報の発信・受信や持続的なエネルギー供給に寄与する機能性セラミックスを新規開発しています。電子論と熱力学を中心に据えたマテリアルデザインにより、高屈折率な透明材料(図1)や、電気的絶縁性ながらも濃い黒色を呈する色材(図2)などを開発してきました。独自に構築したイオンビーム支援パルスレーザー堆積装置による酸窒化物や酸水素化物の合成や、セラミックスのレーザー焼結技術(図3)の開発にも取り組んでいます。
実用化イメージ

研究成果のアウトプット先の一例に、光学的機能膜(反射防止膜、透明電極、太陽電池、LiDAR 用光フィルタなど)、二次電池、固体酸化物型燃料電池および水蒸気電解式水素製造装置、メモリ関係(抵抗変化、相変化)があります。

研究者

大学院工学研究科

石井 暁大  

Akihiro Ishii

食品のおいしさや製品の使い心地に関する心理学・脳科学からのアプローチ

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概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 食品のおいしさやモノの使い心地に関して、心理学・脳科学の観点から研究をおこなっています。よく誤解されがちですが、食品のおいしさは食品そのものにあるという思い込みは半分以上間違っていると言わざるをえません。例えば、同じ食品を食べていても、人によっておいしいと思う程度は違ってきます。従来、このような個人差は誤差だと考えられてきましたが、この誤差こそ、これからのビジネスのシーズになると考えています。
    同じようにこれまで個人差で片付けられていたようなモノの使い心地のバリエーションは、ニッチな商品に結びつくだけでなく、まったく新しい製品の設計やあらたなニーズを掘り起こすシーズにもなります。これらの着眼点は、従来のものづくりの視点だけでは着想できなかったことも多いかと思います。
実用化イメージ

技術や品質が頭打ちあるいは横並びになっているとお悩みの場合、人の行動特性を脳科学の知見を取り入れながら理解する私の研究をぜひ取り入れ、新たな製品やサービスの開発につなげていただければと思っています。

研究者

大学院文学研究科

坂井 信之  

Nobuyuki Sakai

食品の機能性研究

概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 食品や農水産物、天然資源に由来する機能性成分について、精密な構造分析と、生体内での吸収代謝、物質運搬の制御、細胞機能の修飾、シグナル伝達の改変、遺伝子発現の調節など、分子機能の基盤的理解に向けた研究を進めています。特に、細胞の老化や老化性の障害(認知症、癌、動脈硬化など)の予防に焦点をあて、食品油脂類、過酸化脂質、共役脂肪酸、ビタミン E、プラズマローゲン、カロテノイド、アミノ糖、カテキン類などの食品成分について、食品栄養学的研究を行っています。本研究に関して興味のある企業へ学術指導を行う用意があります。
実用化イメージ

研究者

未来科学技術共同研究センター

宮澤 陽夫  

Teruo Miyazawa

触覚・触感センサの開発に関する研究

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特徴・独自性
  • 触覚・触感は、粗骨感、硬軟感、乾湿感、温冷感などの基礎感覚やその組み合わせの複合的な感覚であるが、これらの感覚は力、ひずみや温冷情報、粘性、振動などの情報で表現できると考えられる。これまで、ヒトの感覚受容器に対応させた触覚センサと触動作を模したセンサ機構を統合した能動型触覚センサシステムを開発し、種々の感性ワードや粗さ、柔らかさや温冷感の測定が可能となるシステムを実現した。また、触覚・触感はこれらの感覚に加え、その組み合わせなどもあり、メカニズムの解明は、センサの開発において重要である。本研究ではこれまで得られた基礎的な感覚やその他の感覚の関係、またその感覚取得に関連する物理情報等、触覚・触感のメカニズムを明らかにし、高機能な触覚・触感情報を可能とするセンサシステムの開発をする。
実用化イメージ

ライフサイエンスのみにとどまらず、香粧品業界や繊維等の業界の他にも一般メーカーなども対象となり、ものづくりの分野で有効である。

研究者

大学院医工学研究科

田中 真美  

Mami Tanaka

新型コロナウイルス治療薬・消毒薬の評価

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概要

感染性新型コロナウイルスを用いて消毒薬や治療薬の開発をします。

従来技術との比較

P3施設において、いろいろな新型コロナウイルス株を試すことが可能です。タンパク構造解析が可能です。

特徴・独自性
  • 感染性を有する新型コロナウイルスを使用し、新型コロナウイルスに対する新規治療薬候補の評価や開発、併せて消毒剤の評価なども行っております。さらに、作用機序や耐性機序に踏み込むことも可能です。ほかにも、インフルエンザウイルスから薬剤耐性菌までの同時評価が必要な場合はご相談ください。これまでに、国内外製薬企業、関連企業との共同研究で、臨床薬の基礎開発から臨床応用までの経験があります。
実用化イメージ

阻害剤や消毒剤などの開発・評価において、目的の微生物だけでなく、同一施設で、条件をそろえて幅広く対応でき、効果の比較が容易です。野生型だけでなく、変異型にも対応可能です。

研究者

災害科学国際研究所

児玉 栄一  

Eiichi Kodama