登録されている研究テーマ 414件

高精度デバイスプロセス技術と新規イメージセンサ開発

前の画像
次の画像
特徴・独自性
  • クリーンルーム・ユーティリティのレベルから、材料、装置、プロセス、デバイス、回路、実装、信号処理、計測・評価、信頼性に至るまでの研究に総合的に取り組みつつ、それらを基盤として、イメージセンサの極限性能の追及を行っています。
  • 今までに、100 万個を超えるトランジスタ性能の高精度高速計測技術(2004 年)、明暗差5 ケタの単露光撮影を可能とした広ダイナミックレンジCMOS イメージセンサ(2008 年)、毎秒1000 万コマの撮影が行える高速CMOS イメージセンサ(2012 年)などの実用化に成功しています。
実用化イメージ

デバイスメーカの量産ラインと相互乗り入れ可能な清浄度を有する200mmウェーハのシリコンデバイス流動が行えます。また、現有するクリーンルーム施設設備を利用した要素プロセス検討、高度な各種分析評価が行えます。新規イメージセンサの開発に取り組むことができます。

研究者

未来科学技術共同研究センター 開発研究部 革新的イメージセンサ・計測技術を基盤とした高精度半導体集積回路製造技術の開発

須川 成利  

Shigetoshi Sugawa

構造制御による環境発電材料の高性能化と応用展開

前の画像
次の画像
概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • I oT 社会の実現に向けて、充電を必要としない小型センサの開発は不可欠です。当研究室では、独自装置を用いた材料創製技術、理論に基づいた数値解析技術を駆使し、材料の複合化によって、身の回りの未利用エネルギー(振動、超音波、光エネルギーなど)を電気エネルギーとして回収可能な環境発電材料の創製とさらなる高性能化を得意としています。
実用化イメージ

環境発電特性および関連特性の付与による、既存の機械やデバイスのさらなる高性能化、新機能追加から生じる付加価値向上を目指している企業等との共同研究を希望します。

研究者

大学院環境科学研究科 先端環境創成学専攻 資源循環プロセス学講座(複合材料設計学分野)

成田 史生  

Fumio Narita

高速リアルタイムビジョンと低遅延映像ディスプレイ

前の画像
次の画像
概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 産業応用において視覚処理・画像認識はますます重要な技術となっています。視覚は第一義的には姿・形をとらえる感覚ですが、それと同時に「動き」をとらえる感覚でもあります。当研究室では、動きをとらえるセンサとしてのビジョン技術という視点から、高フレームレートビジョンシステムとその応用や、LED光源、レーザ光源、プロジェクタ等の能動照明との連携、加速度センサ等の他のセンサとの情報融合などについて研究を進めています。さらに、独自開発の低遅延プロジェクタを高速カメラと組み合わせることにより、素早く動く物体表面上に映像がぴったりと貼りつくプロジェクションマッピングを実現しており、様々な応用を展開しています。
実用化イメージ

運動する対象の計測全般において、高フレームレートビジョンは強力なツールとなります。これらと低遅延ディスプレイ技術を組み合わせることで、高度な人工現実感・拡張現実感技術の実現に貢献します。

研究者

未踏スケールデータアナリティクスセンター エッジデータ処理研究部門

鏡 慎吾  

Shingo Kagami

硬組織再生のため遺伝子導入を応用 した治療開発

概要

カリウム保持性利尿剤であるアミロライド誘導体を、オリゴアルギニンで就職したリン酸カルシウムを用いた遺伝子導入の際に使用することにより、骨関連細胞に対する遺伝子導入の効率が向上する
https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken/T15-147.pdf

従来技術との比較

従来の非ウィルス性遺伝子導入剤と比べて、骨関連細胞に関する遺伝子導入効率が高く、細胞毒性が低い

特徴・独自性
  • カリウム保持性利尿剤であるアミロライド誘導体を、オリゴアルギニンで修飾したリン酸カルシウムを用いた遺伝子導入の際に使用することにより、骨関連細胞に対する遺伝子導入の効率が向上します。アミロライド誘導体存在下で、オリゴアルギニンで修飾したリン酸カルシウムを遺伝子導入剤として使用した場合、骨関連細胞に対する遺伝子導入効率が10倍以上向上します。
実用化イメージ

虫歯や歯周病によって、口腔内の硬組織が欠損し、結果、咀嚼機能障害を引き起こします。そこで、遺伝子導入技術を応用し、硬組織を再生させることで、新たな虫歯治療、歯周病治療を開発します。

研究者

大学院歯学研究科 歯科学専攻 リハビリテーション歯学講座(口腔システム補綴学分野)

天雲 太一  

Taichi Tenkumo

高分子とナノ粒子のハイブリッド

前の画像
次の画像
概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 高分子材料とナノ粒子とのハイブリッド材料は、2つの異なる材料の機能を合わせ持つ今までにない材料として期待され、多くの研究開発が進められています。しかし、材料間の親和性が低く、多くの場合ハイブリッド化により、両方の機能が低下することが多く、相反機能を同時に達成することは不可能とされてきました。当研究室では、高分子とナノ材料間の界面制御を最適に行う新たな超臨界技術により、相反する機能を合わせ持つ新たなハイブリッド材料の創製に成功しました。
実用化イメージ

材料の例として・透明、フレキシブル、高屈折率、易加工性・高熱伝導度、フレキシブル、密着性、絶縁性、易加工性等といったハイブリッド材料創製に向けた研究開発を行っています。

研究者

高等研究機構材料科学高等研究所 ソフトマテリアルグループ

阿尻 雅文  

Tadafumi Ajiri

酵母を用いた認知症治療薬スクリーニング系の開発

前の画像
次の画像
概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • γ セクレターゼを発現した酵母を用いてアルツハイマー病患者脳内で生成されるアミロイドβの生成を検出するアッセイ系を開発しました。家族性アルツハイマー病家系から見つかっている遺伝子変異を利用することで、特に毒性の高いアミロイドβ(A β42)の生成を検出することが可能です。また、レポーター遺伝子の発現、即ち酵母の生育・レポータ酵素を評価することにより、A β42を減少させる化合物、変異の同定に成功しました。
実用化イメージ

本法によりγセクレターゼの機能を調節・阻害して認知症治療を目指す、化合物、天然物、遺伝子等のスクリーニングを行うことができます。この技術を産業的に活用したい製薬・食品企業や団体との共同研究を希望します。

研究者

大学院農学研究科 農芸化学専攻 生物化学講座(酵素化学分野)

二井 勇人  

Eugene Futai

高齢社会の経済分析

概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 少子・高齢社会の問題や男女共同参画、医療や介護などの社会保障の問題などについて、従来の歴史的、制度的観点に重きを置いた分析とは異なり、経済学や市場均衡の理論と統計資料を使って分析し、解決策を政策提言します。
実用化イメージ

下記のような社会貢献、産学連携が想定されます。・少子高齢化に伴う財政、市場の将来予測、医療、福祉の効率的運営や男女共同参画社会の経済学的分析など、行政やシンクタンクとの連携・高齢者向け福祉器具や将来世代向けイノベーション機器の開発。

研究者

大学院経済学研究科 経済経営学専攻 医療福祉講座

吉田 浩  

Hiroshi Yoshida

固液界面真空プロセスの開発とその応用

前の画像
次の画像
概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • wet系プロセスの利点を真空プロセスに取り入れた次世代の半導体プロセスへの応用開発、有機半導体の新しい精製技術の開発、イオン液体を介した蒸着法による再結晶が困難な有機化合物の単結晶の試作などに取り組んでいます。
実用化イメージ

wet系プロセスの利点を真空プロセスに取り入れた次世代の半導体プロセスへの応用開発、有機半導体の新しい精製技術の開発,イオン液体を介した蒸着法による再結晶が困難な有機化合物の単結晶の試作など。

研究者

大学院工学研究科 応用化学専攻 原子・分子制御工学講座

松本 祐司  

Yuji Matsumoto

極低放射能環境での高感度放射線計測

前の画像
次の画像
概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • ニュートリノ科学研究センターでは、温湿度・振動などの点で非常に安定した地下1000m の空間に、1200立方メートルの有機シンチレータを主体とした装置を構築し、自然界と比べて1兆倍も放射線の少ない極低放射能環境を実現しています。そこでは、超高感度での放射線計測、特にニュートリノ観測を実施しているほか、極低放射能を実現するための純化装置や高機能な放射線測定装置の開発も行っています。
実用化イメージ

極低放射能環境は希な現象の研究に適しているほか、微量放射能測定環境や放射線の生物進化への影響調査などへの活用が考えられます。また、ニュートリノ観測技術の原子炉モニターへの応用や、高感度放射線測定技術の医療への応用の可能性も考えられます。

研究者

ニュートリノ科学研究センター

井上 邦雄  

Kunio Inoue

五酸化二窒素の選択合成と応用

前の画像
次の画像
概要

 数十W 程度の電力で、空気を原料に五酸化二窒素(N2O5)を選択的にオンサイト合成・供給できるプラズマ装置を開発し、応用展開を推進しています。
 N2O5 は、熱や水分に弱く保存が難しいことから集約生産されておらず、従来の合成法も高い危険性や環境汚染等の問題があったことから、これまで広く使われてきませんでした。空気からオンサイト合成できる本技術を使用することで、安全かつ簡単に N2O5 を現地生成・利用することが出来るようになります。本技術は、再生可能エネルギーとの親和性も高く、持続可能な環境負荷の小さい分散アプリケーションのコア技術となりえます。
 本技術を用いて、これまでに下記の効果を既に実証しており、今後は医療・農業・環境・材料分野等でさらに幅広く応用探索を進めたいと考えています。
○殺菌・殺ウイルス効果
○植物免疫活性効果
○植物機能成分の増産効果
○窒素施肥効果

従来技術との比較

N2O5は、熱や水分に弱く、保存が効かず集約生産に不向きである他,従来合成法には、高い危険性や環境汚染等の問題がありました。
安全な空気からその場合成できる本技術は現地生成・利用を可能にします。

特徴・独自性
  • 原料は空気のみ
  • 省電力・省メンテナンス
  • 100ppmを超える五酸化二窒素を供給可能
実用化イメージ

空気とわずかな電力しか用いない本技術は、持続可能な環境負荷の小さい分散アプリケーションとの親和性が高いです。上述の特徴を上手に活用した未来の技術として発展させていきたいと考えています。

研究者

大学院工学研究科 電子工学専攻 物性工学講座(プラズマ電子工学分野)

佐々木 渉太  

Shota Sasaki

固相接合による模擬応力腐食割れ試験体製作技術

前の画像
次の画像
概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 高信頼性原子力発電所の実現に向けた保全技術の開発のため、検査・評価技術の高度化および検査員の技能研鑽のためには適切な試験体の存在が不可欠です。しかし、人為的に実キズ、特に応力腐食割れのような複雑なキズを再現するためには長い期間と多額の費用が必要であり、かつ制御が極めて困難という問題があります。このような問題を鑑み、非破壊検査技術に対する応答が実キズ相当である模擬キズを安価かつ短期間に製作する技術の開発を行っています。
実用化イメージ

非破壊検査技術に対する応答が実キズ相当である試験体の安価な提供が可能となり、検査・評価技術の高度化、および検査員の技能研鑽に大きく貢献することが期待されます。

研究者

大学院工学研究科 量子エネルギー工学専攻 原子核システム安全工学講座(信頼性計測学分野)

遊佐 訓孝  

Noritaka Yusa

子育て支援

前の画像
次の画像
概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 子どもとかかわる保護者、保育者自身の「大人のキャリア発達」を研究テーマとしています。家族システム論、保育環境論をベースに、子どもとかかわる大人の感情制御、環境設定などについて文化・社会、時代・歴史的背景を踏まえて研究を進めています。 特徴としては、Bronfenbrennerの生態学的アプローチに基づき、親や子どもの個体内要因のみならず、生活体をシステムとしてアセスメントする点にあります。
実用化イメージ

特に乳幼児を中心とした子育て家族にかかわる、保育、子育て支援関係者に対するコンサルテーション。あるいは子育て家族にかかわる教育、福祉、司法、医療、産業領域におけるコンサルテーション。

研究者

大学院教育学研究科 総合教育科学専攻 教育心理学講座(教育心理学)

神谷 哲司  

Tetsuji Kamiya

固体イオニクス材料のエネルギー変換・貯蔵・利用技術への応用

前の画像
次の画像
概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 固体イオニクスを中心として高度なエネルギー変換を実現するための機能性材料の開発を行っています。燃料電池や蓄電池の高性能化のためには、高いイオン伝導度と化学的安定性を有するイオン導電体や混合導電体が必要とされ、これら材料を酸化物の欠陥化学や熱力学に基づき探索し、デバイスに応用しています。これまでに酸素分離膜型水素製造システムや全固体リチウム電池を開発しています。
実用化イメージ

酸化物イオン・電子混合導電体は小型水素製造システムや燃料電池の電極材料、酸素吸蔵放出材料、純酸素の工業的利用と関連が深く、リチウム伝導体は発火の危険性のない全固体電池への応用が期待されます。

研究者

大学院工学研究科 知能デバイス材料学専攻 情報デバイス材料学講座(エネルギー情報材料学分野)

髙村 仁  

Hitoshi Takamura

古代インドの宗教,言語,社会,生活

前の画像
次の画像
概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • ヴェーダと仏教との二領域に亘る、通時的視点に立つ点を研究の特色とします。その際、① 原典の文法及びシンタクスの正確な理解に基づく精査と、② 伝承の背景となる社会や実生活の解明とを基礎として常に心がけ、③ ヴェーダ文献並びにヴェーダ祭式、④ 古代インドの生活と社会、⑤ ヴェーダから仏教へと至る思想と社会との変遷(胎児発生と輪廻説、家系及び家族制度など)、⑥ 仏教教団の生活に重点を置いています。
実用化イメージ

仏教興起に至る宗教および社会の変遷、ブッダの思想に関わる内容を、特に死生観を中心として紹介します。

研究者

大学院文学研究科 広域文化学専攻 域際文化学講座(インド学仏教史学専攻分野)

西村 直子  

Naoko Nishimura

固体ナノ構造中の電子物性解明とデバイス応用

概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 微細加工によりナノメートルスケールの人工微細構造を作製し、その電気的性質の解明とデバイス応用の研究を進めています。
実用化イメージ

精密・高速電気測定(低ノイズ、単一電子検出等)、極低温・高磁場測定、微細加工、データ科学手法などを得意としています。これらがお役に立てることがございましたら、ぜひお知らせ下さい。

研究者

高等研究機構材料科学高等研究所 デバイス・システムグループ

大塚 朋廣  

Tomohiro Otsuka

固体ナノ構造を活用した量子技術の研究

概要

従来技術との比較

特徴・独自性
  • 固体ナノ構造中で生じる量子状態を利用して、量子センサや量子ビット等の量子デバイス、およびこれらを活用した量子技術の研究を進めています。
実用化イメージ

単一電子スピン状態等の量子状態の電気的精密・高速測定、制御、データ科学手法などを得意としています。これらがお役に立てることがございましたら、ぜひお知らせ下さい。

研究者

高等研究機構材料科学高等研究所 デバイス・システムグループ

大塚 朋廣  

Tomohiro Otsuka

言葉遣いのユニバーサルデザイン

前の画像
次の画像
概要

健常な母語話者だけでなく、外国語学習者や失語症患者など、誰にとっても理解しやすい言語表現の性質、すなわち「言葉遣いのユニバーサルデザイン」を探る研究をしています。現在は特に「言語の語順」と「思考の順序」の関係について調べています。語順が違うと脳の使い方がどのように異なるのか、思考の順序はどの程度、言語の語順に影響されるのか、人間にとって最適な言語の語順や思考の順序というものは存在するのか、など。

従来技術との比較

主語(S)が目的語(O)に先行するSO語順がその逆のOS語順に比べて処理負荷が低く母語話者に好まれる傾向があること(SO語順選好)が多くの研究で報告されています。しかし、従来の研究は日本語や英語のようにSO語順を文法的基本語順にもつSO言語を対象にしているため、SO語順選好が個別言語の基本語順を反映したものなのか、あるいは人間のより普遍的な認知特性を反映したものなのかが分かりません。

特徴・独自性
  • そこで、これまで全く研究されてこなかったOS 語順を基本語順にもつ少数民族の言語(カクチケル語とタロコ語)の脳内処理過程を、特に「言語の語順」と「思考の順序」との関係に着目して研究し、その結果を日本語や英語の脳内処理過程と比較しています。その際、話者の居住地(グアテマラと台湾)に実験装置を持ち込み、行動実験、視線計測、脳機能計測など多様な手法を駆使して調査・実験を行っています。また、持ち運びのできないMRI などの大型の装置を使う実験は、話者を日本に招聘して実施しています。
実用化イメージ

以下のような社会実装が想定されます。
(1)効果的な外国語教授法・学習法の開発、(2)失語症のリハビリプログラムの改善、(3)危機言語・方言の動態保存、などに貢献できる可能性が考えられます。

研究者

大学院文学研究科 総合人間学専攻 心理言語人間学講座(言語学専攻分野)

小泉 政利  

Masatoshi Koizumi

コヒーレントX線によるミクロ/ナノ空間階層構造イメージングの生体・農食・ソフトマテリアル試料への展開

前の画像
次の画像
概要

細胞や食品などのマイクロからナノスケールの構造を可視化し、生命現象や食感の構造基盤を解明するために、放射光イメージング技術やX線分析を用いた技術開発を進めています。また、不均一な化学状態や相変化を理解するために、スペクトルイメージングと機械学習による画像解析も行っています。

従来技術との比較

自然に近い状態での試料観察を目指しています。例えば大気環境下、湿潤環境下、クライオ環境下での計測技術や新しいイメージング法、低線量での撮影技術を進めています。

特徴・独自性
  • 以下のような特徴を持つシーズです。
  • ・コヒーレントX 線回折イメージング技術の開発と生命・食農分野への展開
  • ・機械学習などを活用したスペクトル画像解析技術の開発
  • ・X 線吸収分光や小角・広角X 線散乱を用いたスペクトルイメージングと機械学習を活用した画像解析技術
  • ・生命・食農分野での放射光利活用方法の開拓
実用化イメージ

条件ごとの食感の差異の可視化等から食品開発等への展開や、ソフトマテリアル、エネルギーデバイス等にも応用することが可能です。

研究者

国際放射光イノベーション・スマート研究センター 展開研究部門 農業・食品スマートラボ

高山 裕貴  

Yuki Takayama

コミュニティー・シェッドの効果検証と社会実装

前の画像
次の画像
前の動画
次の動画
概要

壮年期・高齢期の人々の孤独・孤立予防を目的に、「コミュニティー・シェッド(以下、シェッド)」を日本に導入し、効果を科学的に検証するプロジェクトを進めています。本取組は、本学の共創推進プロジェクト「SOKAP-Connect Projects」課題推進型に採択されています(FY2025-2027)。シェッドは、高齢男性のための居場所「メンズ・シェッド」としてオーストラリアで始まり、現在は多くの国に広まっています(全世界で3,000か所以上、10万人超が活動)。「Shoulder to Shoulder」がスローガンで、他のメンバーと肩を並べ自由に活動を行う中で、生きがい・やりがい・友人が見つかる居場所です。

従来技術との比較

日本では、退職後の高齢男性の孤立が深刻化しており、新しい役割や生きがいを見出す場が不足しています。我々のプロジェクトは社会的アイデンティティ理論に基づき、社会的つながり・所属の再構築を重視しています。従来技術では難しかった「所属」や「つながり」の可視化・定量化を進めることで(Ito et al., 2025)、この新しい居場所の効果検証も行っています。

特徴・独自性
  • 熊本県水上村の「寄部屋(よろうや)」や札幌市西区の「ポッケコタン」などの事例から、孤独感の軽減、身体的健康感・認知機能の改善、社会的つながりの拡大等の効果が確認されつつあります。肩を並べての共同作業(Shoulder to Shoulder)は自然な形で関係構築を促し、参加者に新たな生きがい・やりがい・社会的つながり・所属をもたらします。英国では、医師が地域とのつながりを処方する「社会的処方」において、シェッドが重要な役割を担っています。
実用化イメージ

退職を契機とした所属の減少は、健康・死亡リスクを高める要因となっています。コミュニティー・シェッドは、退職後の男性を中心に新たな繋がりや役割を生み出し、孤独・孤立を予防することで健康増進につなげる仕組みです。企業との連携では、健康経営・地域共生・ウェルビーイング推進といった分野での共同実証やサービス開発が期待されます。例えば、企業OBのセカンドキャリア支援、健康寿命延伸プログラム、地域CSR活動との統合等に応用が可能であり、社会課題解決と企業価値向上を両立するモデルとして展開できます。

研究者

大学院教育学研究科 総合教育科学専攻 教育情報アセスメント講座(教育情報デザイン論)

伊藤 文人  

Ayahito Ito