脱型前コンクリートの早期強度を建築現場で非破壊測定
更新:2024/02/08
- 概要
コンクリートの圧縮強度を、建築現場で非破壊・簡便かつ高精度に計測できる方法を開発しました。現場での強度管理に活用が期待されます。
https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken/T21-062.pdf- 従来技術との比較
コンクリートの強度管理に通常用いられる試験体の強度試験とは異なり、建築現場で即時に管理強度の発現を確認することができます。
- 特徴・独自性
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- 建築現場で、型枠脱型前の早期材齢の段階でコンクリートの圧縮強度の発現を、非破壊で現地確認できます
- 型枠にあるセパ穴を利用するもので、通常のコンクリート工事の一部として強度管理を行えます
- 初期材齢での強度管理、脱型の管理や、寒中コンクリートなどでの強度管理に適用が期待されます
- 建築現場で、型枠脱型前の早期材齢の段階でコンクリートの圧縮強度の発現を、非破壊で現地確認できます
- 実用化イメージ
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コンクリートの品質管理に最も重要な初期段階での強度発現について、建築現場で完結して確認できる非破壊検査手法です。建築現場での実証検討を期待しています。
- キーワード
研究者
大学院工学研究科
都市・建築学専攻
サステナブル空間構成学講座(ライフサイクル工学分野)
西脇 智哉 准教授
修士(工学)(東北大学)/博士(工学)(東北大学)
Tomoya Nishiwaki, Associate Professor