非接触方式による生体信号計測
更新:2024/02/02
- 概要
生体情報を完全非接触で取得するウェアレス生体信号計測に関して研究を行っています。特に、ビデオカメラで取得可能な脈波信号(映像脈波)と、室内の電波環境変化から得られる人の活動パターン(活動量)に注目し、これらを医療や健康管理に活用するための技術開発を進めています。
- 従来技術との比較
従来のような皮膚に接触させるセンサを用いることなく、完全非接触で心拍数などの生体情報を計測することを可能とします。
- 特徴・独自性
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- 映像脈波に関しては、従来の心拍数に加えて血圧値や血中酸素飽和度などを推定することを目指し、推定モデルと撮像方法の改良を通して推定精度の向上を図っています。
- 電波による活動パターン推定では、人の移動を模した自走ロボットを用いることで、人を使ったデータ収集が不要なモデル構築を目指しています。
- 実用化イメージ
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ウェアレス生体計測は、センサ装着が難しい対象者や環境での計測に対して有用な技術です。また、センサ装着のし忘れがないため、長期間にわたる生体データ収集などにも活用が期待できます。
- キーワード
研究者
サイバーサイエンスセンター
研究開発部
サイバーフィジカルシステム研究部
杉田 典大 教授
博士(工学)(東北大学)/修士(工学)(東北大学)
Norihiro Sugita, Professor