東北大学 研究シーズ集

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中性子散乱による巨視的量子現象の探索と解明

更新:2018-12-11
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特徴・独自性
中性子散乱は他の散乱手法(X散乱や電子線散乱)に比較して、1) Li, H 等の軽元素による散乱が大きい、2) 磁気散乱を通して物質中の電子スピンを検出可能、3) 弾性散乱(回折)に加えて室温程度の低エネルギー励起の測定が可能という特徴があります。我々は中性子散乱法を用いて、多体電子系における巨視的量子現象、なかでも量子フラストレートスピン系における巨視的非磁性基底状態や磁気揺らぎが媒介する非従来型の超伝導現象の探索とその解明を目的に研究を進めています。

産学連携の可能性(想定される用途・業界)
上で述べたように、中性子散乱は磁気構造およびスピンダイナミクス、さらに結晶中の軽元素位置やその運動を調べるのに適した手段です。従って、このような情報が必要な材料研究には極めて有用であると考えられます。

研究者

多元物質科学研究所

佐藤 卓 教授 
博士(理学)

SATO, Taku J, Professor

キーワード

関連情報

K. Matan, T. Ono, Y. Fukumoto, T. J. Sato, J. Yamaura, M. Yano, K. Morita and H. Tanaka, Pinwheel valence-bond solid and triplet excitations in the two-dimensional deformed kagome lattice, Nature Physics 6, 865-869 (2010).
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