下痢性貝毒の新規微量検出法の開発


更新:2020/06/16
前の画像
次の画像
特徴・独自性
  • 下痢性貝毒であるオカダ酸(OA)が高結合性を示すタンパク質OABP2 の効率的調達が可能となり、凍結融解後もOABP2がOAに対する結合性を保持することが明らかとなった。下痢性貝毒は日本の養殖業を脅かす食中毒の一種で事前検査により未然に防がれているが、動物愛護の観点から現行の急性毒性検査に替わる代替法の開発が望まれている。本研究ではOABP2を用いた新規OA定量法を開発し、簡便かつ迅速な下痢性貝毒検出法として販売化を目指す。
実用化イメージ

アフィニティーカラム法やラテラルフロー法をご専門にされる企業や団体と産学連携を進めたい。

キーワード

研究者

大学院農学研究科
農芸化学専攻
食品天然物化学講座(天然物生命化学分野)

此木 敬一 准教授 
博士(理学)(東京大学)/修士(理学)(東京大学)

Keiichi Konoki, Associate Professor