父親の検体を検査することで、子供の自閉症スペクトラム発症率を予測できる。


更新:2024/01/24
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概要

自閉症スペクトラムマーカー
https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken/T14-105.pdf

キーワード

研究者

大学院医学系研究科
発生発達神経科学分野

大隅 典子 教授 
歯学博士(東京医科歯科大学)

Noriko Osumi, Professor

“卵子の老化”による妊孕性の低下やダウン症等のリスクは一般的に広く知られているが、年々、精子数は減少し続けており、男性の高齢化により相手の妊娠率が低下する。さらに、父親の高齢化が子どもの低体重出生や神経発達障害等の発症に繋がることが疫学的に調べられている。したがって、現在、臨床で用いられている精子の数、形態、運動性以外に、より精緻な精子のクォリティを検査し、向上させる介入・治療が求められている。