独立行政法人 工業所有権情報・研修館(INPIT)と「産学連携活動に関する業務連携・協力に関する協定書」を締結
東北大学 産学連携機構と独立行政法人 工業所有権情報・研修館(INPIT)は、2025年3月7日(金)に、「産学連携活動に関する業務連携・協力に関する協定書」を締結しました。
INPITが大学と連携協定を結ぶのは初めてのことです。
今後本学においては、今般締結した連携協定を基に、INPITが実施する知的財産に関する支援等を一層活用することによる本学の研究開発・スタートアップ創出の一層の促進を図るとともに、知財制度や知財活用に関する知識等を有する知財人材育成について(主に本学産学連携機構を中心とした)本学職員の知財レベルの底上げを促進してまいります。




1.概要
令和6年度、東北大学は国際卓越研究大学に認定され。一方、INPITは「工業所有権情報・研修館」の名称となってから20周年を迎えました。双方にとって大きな節目を迎えたことを踏まえ、令和7年2月13日に、本学の冨永悌二総長とINPITの渡辺治理事長とが、研究力の向上、スタートアップ創出、人材育成をテーマに対談を行い、知的財産面での相互協力を推進することを確認しました。
上述対談結果も踏まえ、今般、本学とINPITは、革新的な研究成果をイノベーションに繋げる取組を強化し、大学の研究成果を社会実装に導くことで、国内産業の発展に一層寄与することを目的とした連携協定を締結しました。
<参考_INPIT WEBサイト>
「対談記事『~世界トップレベルの研究成果を社会実装へ~ 国際卓越研究大学と知財戦略』」
https://www.inpit.go.jp/shien/topic/taidan20250317.pdf
「工業所有権情報・研修館と東北大学の産学連携活動に関する連携協定の締結について」
https://www.inpit.go.jp/shien/topic/info_20250310.html
<参考_本学WEBサイト>
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2025/03/news20250325-inpit.html
2.協定の内容
(1) 研究成果の社会実装に向けた知的財産支援
本学の職員・学生による知的財産に関する相談を行いやすくするため、INPITは本学専用の相談連絡先を整備します。(後日、産学連携機構知的財産部のWEB上にて相談フォームのリンクを作成予定。)
(2) 人材育成
本学とINPITは、知的財産に関する研修や人材交流について、相互協力します。