生成AIとの協働を通じた学習者のAIリテラシーと主体的学習


更新:2026/09/08
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概要

大学生が生成AIをどのように理解・活用し、人間とAIの役割を調整しながら学習を進めるのかを研究する。生成AIとの継続的な対話を通じたAIリテラシーの発達、学習者の動機やAIの役割認識とメタ認知的活動との関係、課題遂行においてAIに何を委ねるのか等を実証的に分析する。生成AIを単なる効率化ツールではなく、学習者の思考や主体性を損なわずに活用するための教育・学習設計のあり方を探究している。

従来技術との比較

生成AIの利用有無や学習成果のみを評価するのではなく、学習者が生成AIと継続的に対話する過程に着目する。AIリテラシー、動機、メタ認知、AIへの役割認識や認知的委任がどのように変化し、学習者自身の思考や主体性に影響するのかを実証的に分析する点に特徴がある。

特徴・独自性

生成AIリテラシーを固定的な能力ではなく、実際のAI利用を通じて変化するプロセスとして分析
学生と生成AIとの実際の対話ログ等を用いて協働過程を検討
プロンプト作成能力だけでなく、メタ認知・価値判断・倫理的判断まで含めて分析
AIを「協働相手」「指導者」「代替手段」等として捉える学習者の認識と学習行動との関係に着目
AIへの認知的な「丸投げ」ではなく、人間とAIの適切な役割再配分を研究
自己調整学習や学習者の主体性を維持する生成AI活用教育を検討

実用化イメージ

大学・教育機関、EdTech・生成AIサービス事業者等と連携し、生成AIを活用した授業・学習プログラム、AIリテラシー教育、学習者とAIの適切な役割分担を促す教材・サービス等の設計・評価への活用が期待される。また、生涯学習や企業内教育における生成AI活用能力の育成について、研修プログラムの開発・実証への展開も考えられる。

キーワード

研究者

大学院教育学研究科
先端教育研究実践センター

Yan Wanxin 助教 
博士(教育情報学)(東北大学)/修士(教育情報学)(東北大学)

Yan Wanxin, Assistant Professor