歯科用CAD装置と咬合力測定装置を連携した新規咬合解析システム


更新:2025/06/13
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特徴・独自性

噛みしめ時の咬合力を薄膜状感圧デバイスで測定する咬合力計測システムは、個々の咬合接触部の力の大きさを個別に測定できる能力を有しますが、力の向きや作用部位に関する情報を記録できず、その利便性がほとんど活かされていません。口腔内光学スキャナなどデジタル歯学のツールを咬合力計測システムと併用することで、この問題を解決しました。1症例につき約1時間の分析で、咬合の力学的特徴を表現するレンチ・パラメータを出力します。

実用化イメージ

市販システムの出力を独自のアルゴリズムで組み合わせるもので、種々の商用システムに応用可能です。歯科関連企業との連携を希望します。

キーワード

研究者

大学院歯学研究科

服部 佳功 教授 
歯学博士(東北大学)

Yoshinori Hattori, Professor