超小型(50kg級)人工衛星の研究・開発
更新:2020/06/16
- 特徴・独自性
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- 大きさ50cm 立法、質量50kg 級の超小型人工衛星を大学の研究室で設計・開発している。東北大1 号機衛星『雷神』は2009 年1月に、2号機衛星である『雷神2』は2014年5月に、それぞれJAXAのロケットにより打ち上げられ、運用を継続している。特に『雷神2』では同クラスで世界最高性能である5m解像度の地上写真撮影に成功するなどの成果をあげている。国際科学ミッションを目指した3号機の開発も進んでいる。また10kg未満のナノサテライトの開発も進めており、10× 10× 20cmの大きさの『雷鼓』を開発して2012 年10月国際宇宙ステーションより軌道投入された。このクラスの衛星の後継機も開発中である。
- 実用化イメージ
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宇宙開発は国の専門機関が行うものという常識を破り、短期間・低価格で衛星を開発し、リモートセンシング、地球観測、宇宙探査等において新しい応用分野を開拓することに挑戦している。また、衛星搭載機器の実装技術にも実績をあげており、産学連携の可能性を模索している。
- キーワード
研究者
大学院工学研究科
航空宇宙工学専攻
宇宙システム講座(宇宙探査工学分野)
吉田 和哉 教授
工学博士(東京工業大学)/工学修士(東京工業大学)
Kazuya Yoshida, Professor