生物活性天然物をもとにした化合物ライブラリー合成法


更新:2025/06/12
前の画像
次の画像
特徴・独自性

生物活性をもつ天然物の骨格をもとに迅速な類縁体合成法を開発しています。環状デプシペプチド、複素環化合物、テルペン、ステロイド、糖鎖、さらにそれらのハイブリッド化合物等幅広い化合物の合成に精通しています。化合物ライブラリーを構築するため、固相法を用いたコンビナトリアル合成法を開発しています。HDAC阻害、テロメラーゼ阻害、V-ATPase阻害作用をもつ化合物の合成を行っています。

実用化イメージ

標的タンパク質を明らかにするためのペプチドタグと生物活性化合物を連結する分子プローブ合成法を確立しています。固相合成を利用して類縁体を迅速合成し、創薬のシーズを探索する研究のほか、結合タンパク質のネットワーク解析のプローブ合成について学術指導および共同研究する準備があります。

キーワード

研究者

大学院薬学研究科

土井 隆行 教授 
工学修士(東京工業大学)/工学博士(東京工業大学)

Takayuki Doi, Professor