言葉遣いのユニバーサルデザイン


更新:2022/05/31
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特徴・独自性
  • 健常な母語話者だけでなく、外国語学習者や失語症患者など、誰にとっても理解しやすい言語表現の性質、すなわち「言葉遣いのユニバーサルデザイン」を探る研究をしています。現在は特に「言語の語順」と「思考の順序」の関係について調べています。語順が違うと脳の使い方がどのように異なるのか、思考の順序はどの程度、言語の語順に影響されるのか、人間にとって最適な言語の語順や思考の順序というものは存在するのか、など。
実用化イメージ

(1)効果的な外国語教授法・学習法の開発や、(2)失語症のリハビリプログラムの改善、(3)危機言語・方言の動態保存、などに貢献できる可能性が考えられます。

キーワード

研究者

大学院文学研究科
総合人間学専攻
心理言語人間学講座(言語学専攻分野)

小泉 政利 教授 
Ph.D.(マサチューセッツ工科大学)/M.A.(オハイオ州立大学)

Masatoshi Koizumi, Professor