IVRによる高血圧根治術-副腎静脈サンプリング技術を応用した原発性アルドステロン症の低侵襲治療-
更新:2025/06/12
- 特徴・独自性
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リジッドタイプのRF デバイス(プロサージアプリケーター)であるラジオ波焼灼システム(バイポーラRFA システムCelonPOWER)により、2極針を用いての300 〜 500kHzの高周波電流、40W 程度の電力で副腎腺腫組織の焼灼を可能とする機器が、本学での医師主導治験により薬機承認、保険収載され、本疾患の低侵襲治療が可能となった。独自開発の柔軟型焼灼システムにより、高血圧の10%を占め、我が国に400万人の患者が潜在するとされる頻度の高い副腎性二次性高血圧である原発性アルドステロン症へのさらなる低侵襲治療適応拡大を目指す。
- 実用化イメージ
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高血圧の原因となるアルドステロン産生腺腫焼灼デバイスとして、医療機器・カテーテル関連企業との共同開発を行い、画像診断にて検出困難な機能性微小腺腫焼灼用の柔軟型焼灼デバイスの実用化を目指します。
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