生体信号の解析と視覚化
更新:2025/07/01
- 特徴・独自性
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多彩なセンサーの開発やICT技術の発展により、膨大な生体信号を記録・保存することが可能になってきました。我々は、その信号の病気の診断や健康の増進への利活用を目指し、様々な信号処理方法を研究しています。例えば、妊娠中の母親の腹部に張り付けた電極から子宮内胎児の心電図を高精度に抽出するアルゴリズムや、多種の生体信号の時間的関係から自律神経系などの状態を推定し、可視化するアルゴリズム等の開発を行っています。
- 実用化イメージ
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以下のような社会実装への応用が期待されます。1生体信号の解析・可視化・診断システム2自動車運転手や各種システムオペレータの集中度や眠気のモニタリング・評価3生体リズムの特性を考慮した就労スケジューリング等へ活用可能性があります。
- キーワード
研究者
未踏スケールデータアナリティクスセンター
中尾 光之 総長特命教授
工学博士(東北大学)/工学修士(東北大学)
Mitsuyuki Nakao, President-Appointed Extraordinary Professor