有機合成化学および天然物化学


更新:2025/06/25
前の画像
次の画像
特徴・独自性

アミノ酸、あるいはアミノ酸から簡単に合成できる低分子有機化合物を触媒とした、光学活性化合物の実用的な合成法の開発を行っています。世界中で使われているHayashi–Jørgensen 触媒を開発しました。さらに、それらの合成方法を利用して、抗癌作用等の生物活性を有する天然有機化合物の独創的・実用的な合成を行っています。これまでに抗インフルエンザ治療薬であるタミフルのわずかone-pot での合成、医薬品プロスタグランジンの重要合成中間体であるCorey ラクトンの152分one-pot 合成に成功しています。

実用化イメージ

医薬品合成、農薬合成、化成品合成に我々の開発した反応、触媒は大いに役立ちます。

キーワード

研究者

大学院理学研究科

林 雄二郎 教授 
博士(理学)(東京大学)/理学修士(東京大学)

Yujiro Hayashi, Professor