スーパービタミンEトコトリエノールの高効率回収技術
更新:2020-06-16
特徴・独自性
本技術は、分子蒸留を一切行わないため熱安定性の低いトコトリエノールを分解なしに100% 回収できる、ビタミンE 類(トコトリエノールとトコフェロール)を選択的に樹脂に保持できるため不純物混入量が少なく高純度で回収できる、ビタミンE 類の回収と同時に遊離脂肪酸とトリグリセリドを何れも転化率100% で脂肪酸エステルに変換できる、樹脂充填層に溶液を供給するだけの簡便な操作で連続操作が可能である、という特長を持つ。産学連携の可能性 (想定される用途・業界)
抗癌作用が注目されているトコトリエノールを医薬品や食品添加物として利用したい企業、原料ビタミンE濃度が低くても選択的に完全回収できるため、スカム油からのビタミンE回収率向上を目指す企業、との連携可能。研究者
大学院工学研究科・工学部 化学工学専攻 プロセス要素工学講座 反応プロセス工学分野
北川 尚美
教授
博士(工学)
SHIBASAKI-KITAKAWA Naomi, Professor
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