「スーパーコンピュータ」と「実問題の解決」との橋渡し


更新:2025/07/01
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特徴・独自性

学術的な科学技術計算はもちろんのこと、大規模データ処理やAIなどの様々な分野で、圧倒的に高い性能を持つコンピュータ(いわゆるスーパーコンピュータ、スパコン)の利用が求められるようになっています。しかし、現代のスパコンは大規模化・複雑化しており、それを効果的に活用して実際の問題の解決までつなげることは容易ではありません。当研究室では、未来のスパコン技術を創造するための研究を行いながら、実際にスパコン(通称AOBA)を運用することで現場で起こる実用上の課題の解決にも積極的に取り組んでいます。また、より大規模で高度なスパコン環境を実現するために、最先端ハードウェア/ソフトウェア技術の活用方法についても常に興味を持って取り組んでいます。

実用化イメージ

スパコンの活用による問題解決を目指し、スパコン利用開始から並列化・高速化までを一貫して支援することができます。これまでにも、スパコンセンターとして多数のシミュレーションコードの並列化、高速化支援の実績があります。さらには、スパコンと外部とを接続・連携させた分散計算環境を構築したり、大規模な科学技術計算ソフトウェア開発の生産性向上、効率化に関する企業との共同研究の実績等もあります。

キーワード

研究者

サイバーサイエンスセンター

滝沢 寛之 教授 
博士(情報科学)(東北大学)/修士(情報科学)(東北大学)

Hiroyuki Takizawa, Professor