東北大学 研究シーズ集

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細胞生物学

更新:2020-06-16
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特徴・独自性

細胞小器官の研究は、それぞれの細胞小器官が持つ個性的な内部空間(ルーメン)の機能を解き明かすことを中心に進んできましたが、細胞小器官を形作っている膜そのものにも重要な機能が潜んでいると考え研究をすすめています。

産学連携の可能性 (想定される用途・業界)

自然免疫応答を惹起する重要分子STING は細胞内物質輸送によってその活性が厳密に制御されています。STING の輸送を制御する化合物の開発により、STING が関与する炎症応答を増強・緩和する薬剤につながることが期待されます(製薬業界)

研究者

大学院生命科学研究科 脳生命統御科学専攻 細胞ネットワーク講座 細胞小器官疾患学分野

田口 友彦 教授 
理学博士

TAGUCHI Tomohiko, Professor

キーワード

関連情報

T. Taguchi, K. Mukai, Curr. Opin. Cell Biol. 59, 1-7 (2019).
A. L. Hansen et al., Proc. Natl. Acad. Sci. U S A 115, E7768-E7775 (2018).
K. Mukai et al., Nat Commun 7, 11932 (2016).
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