細胞内在の転写因子活性の定量評価


更新:2020/06/16
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特徴・独自性
  • 遺伝子発現プロファイルを計測する手法は多様にあるが、遺伝子の発現を制御する転写因子の活性を定量評価する技術は不足している。我々は生体組織内細胞や培養細胞が発現する複数の内在転写因子の転写活性を直接定量評価する技術を開発した。本技術を用いることにより病態や生理活動に関連して生体組織内細胞の状態がどのように変化するのか解析することができる。転写因子活性を指標にした慢性疾患の病理解明、転写因子活性をモニターすることによる医薬品の開発や薬品の効能、副作用のスクリーニングなどに有用であると考えられる。
キーワード

研究者

大学院生命科学研究科
脳生命統御科学専攻
神経ネットワーク講座(脳機能発達分野)

安部 健太郎 教授 
修士(生命科学)(京都大学)/博士(生命科学)(京都大学)

Kentaro Abe, Professor