東北大学 研究シーズ集

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脂質の酸化原因を明らかにできる新たな手法を開発

更新:2020-06-16
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特徴・独自性

私たちの身体を構成する脂質が何らかの原因で酸化され、過酸化脂質が生じると、病気の要因になると考えられています。 故に、どのような酸化反応( 炎症やラジカル酸化) が進んでいるのかを知ることは重要で、私たちは過酸化脂質の構造を質量分析で詳細に解析することで、酸化反応の種類の見極めを達成しました。 つまり、その種類に応じた適切な抗酸化物質を選択すれば、効果的に酸化を抑制できると期待されます。

産学連携の可能性 (想定される用途・業界)

現在、病気予防を目的に、様々な抗酸化食品が出ていますが、私たちの方法を活用することにより、作用メカニズムが明確な確固たる抗酸化食品の創成に繋がると期待されます。

研究者

大学院農学研究科・農学部 食品機能分析学分野

仲川 清隆 教授 
農学博士

NAKAGAWA Kiyotaka, Professor

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