地質・岩石学的手法に基づく火山噴火推移予測 ENGLISHお問い合わせ 更新:2020/06/16 前の画像 次の画像 特徴・独自性 従来の火山活動の観測や噴火対応は、地球物理学的な手法に基づくものが主流でしたが、近年、マグマの物質科学的な研究の発展が顕著になっています。火山活動が活発化した際、初期の噴出物を迅速に分析することで、地下深部のマグマの状態を把握し、その後の噴火推移を準リアルタイムに予測することで、火山災害の軽減に繋げたいと考えています。 実用化イメージ 火山噴出物の組織分析の自動化手法の開発、過去の噴火履歴も考慮したリスク評価など。 キーワード 火山 火山噴火 噴火ダイナミクス 災害科学 マグマ 火山灰 研究者 大学院理学研究科 地学専攻 地球惑星物質科学講座 中村 美千彦 教授 理学修士(東京大学)/博士(理学)(東京大学) Michihiko Nakamura, Professor 研究室ウェブサイト 研究者紹介※論文・知的財産等の情報はこちら 研究室ウェブサイト 研究者紹介※論文・知的財産等の情報はこちら 関連情報 プレスリリース:桜島火山の大規模噴火に共通の前駆過程を発見 ~マグマはごく浅部から噴出~ https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2019/02/press20190214-01-sakurajima.html論文:Shallow magma pre-charge during repeated Plinian eruptions at Sakurajima volcano, Naoki Araya, Michihiko Nakamura, Atsushi Yasuda, Satoshi Okumura, Tomoki Sato, Masato Iguchi, Daisuke Miki, Nobuo Geshi, Scientific Reports DOI:10.1038/s41598-019-38494-xURL:www.nature.com/articles/s41598-019-38494論文:A nanolite record of eruption style transition, Mayumi Mujin, Michihiko Nakamura, GEOLOGY 2014, v. 42, no. 7, p. 611–614科研費:https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16H06348/16H06348_saitaku_gaiyo_ja.pdf