東北大学 研究シーズ集

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液体流動を利用した新たなエネルギー変換

更新:2022-09-05
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特徴・独自性

2次元材料であるグラフェンの上を1滴の水が滑り落ちる、または連続した流水が流れるときグラフェンに起電力が生じる現象があり、これまでの研究によって発生する起電力が流速と水が接触する界面の面積に比例することがわかっています。この現象を利用してエネルギー、環境分野へ展開する研究を行っています。液体の流動から機械的な変換を経ずに電気エネルギーを得ることができる独創的な研究です。

産学連携の可能性 (想定される用途・業界)

従来とは異なるエネルギー変換機構と基にしており、新たなエネルギーハーベスティング技術となる可能性があります。また従来の発電技術とは相補的な関係となるため、環境資源の有効活用に適した研究です。

研究者

大学院工学研究科電子工学専攻

岡田 健 准教授 
博士(工学)

Takeru OKADA, Associate Professor

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