毒性のある遷移金属を含まないカラフルな酸化チタン顔料
更新:2024/01/22
- 概要
ニ酸化チタン着色粒子
https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken/T19-849.pdf- 従来技術との比較
遷移金属化合物は多彩な色を示すことで知られている。これまで、遷移金属イオンのドープにより、白色の酸化チタンを着色させることは可能であるものの、遷移金属に由来する生体毒性を回避することが難しい。
- 特徴・独自性
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- 本発明では、遷移金属を含まず、白色、黄色、赤色、グレー、緑色、紫色、黒色、肌色等、様々な色を有する酸化チタン無機顔料を実現した。
- 実用化イメージ
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生体毒性が課題となる化粧品分野等での酸化チタン顔料の新規応用が期待される。
- キーワード
研究者
多元物質科学研究所
無機材料研究部門
環境無機材料化学研究分野
Yin Shu 教授
博士(工学)(東北大学)/M.S.(中国科学院)
Yin Shu, Professor