品種開発のためのイネとアブラナ類のゲノムと遺伝子変異の研究
更新:2018-12-18
遺伝子の一塩基の変異を多数の植物個体について低コストで分析できるドットブロットSNP法を開発した。この方法は、分析技術の熟練が必要ではあるが、一度に数千個体の遺伝子型分析を低コストで行うことを可能とするもので、作物育種の現場でのDNA分析による遺伝子型判定や、種子の純度検定、品種の同定等に利用することができる。さらに簡便な分析方法の開発、低コスト化の研究も進めている。
産学連携の可能性(想定される用途・業界)
植物遺伝子の解明の研究や、品種の純度検定や多様性評価、自家不和合性S遺伝子型の同定、生物の種名の同定など、種々の利用場面がある。種苗業界や食品産業等との連携が想定され、学術指導を行う用意がある。
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西尾剛ほか.植物育種学 第4版.文英堂出版,2012.
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