東北大学 研究シーズ集

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血管新生の分子制御

更新:2018-12-12
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特徴・独自性
血管新生は、がん、眼内血管新生病、粥状動脈硬化などの発症・進展と密接に関係することから、その効果的な制御法の確立が望まれている。抗血管新生薬としては、これまでにVEGFシグナル遮断薬が上市されているが、正常血管の障害に基づく副作用が問題となっている。当該研究者は、血管新生の分子機序に関する研究を展開し、血管内皮細胞が産生する血管新生抑制因子バゾヒビン1(vasohibin-1:VASH1)と、VASH1とは拮抗的に血管新生を促進するVASH2の2つの新規分子を発見した。

産学連携の可能性(想定される用途・業界)
VASH1の作用増強、またはVASH2の作用阻害に基づく新たな治療法の開発を行う。VASH1タンパクを用いるか、VASH1が内皮細胞に作用して惹起する特性をリードにVASH1様活性を持つ低分子をスクリーニングしている。VASH2については抗ヒトVASH2中和モノクローナル抗体を作成している。

研究者

加齢医学研究所

佐藤 靖史 教授 
博士(医学)

SATO, Yasufumi, Professor

キーワード

関連情報

論文
Watanabe, K., Hasegawa Y., Yamashita, H., Shimizu, K., Ding, Y., Abe, M., Ohta, H., Imakawa, K., Hojo, K., Maki, H., Sonoda, H., and Sato, Y. Vasohibin as an endothelium-derived negative feedback regulator of angiogenesis. J. Clin. Invest. 114: 898-907, 2004.

Shibuya, T., Watanabe, K., Yamashita, H., Shimizu, K., Miyashita, H., Abe, M., Moriya, T., Ohta, H., Sonoda, H., Shimosegawa, T., Tabayashi, K., and Sato, Y. Isolation and characterization of vasohibin-2 as a homologue of VEGF-inducible endothelium-derived angiogenesis inhibitor vasohibin. Arterioscler. Thromb. Vasc. Biol. 26: 1051-1057, 2006.
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