超臨界二酸化炭素による洗浄ならびにクリーニング
更新:2024/01/22
- 概要
高圧のCO2の浸透力と溶解力ならびに高膨張性を利用した、本質的なドライクリーニング、洗浄・再生技術
- 従来技術との比較
本質的なドライ・乾式の洗浄で、ナノ空間への浸透性も高い。また無酸素状態での洗浄か可能。
- 特徴・独自性
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- 超臨界状態のCO2を溶媒とした洗浄プロセス、液体溶媒を利用しない本質的なドライクリーニングである。液体を用いないことから乾燥工程が不要で、毛管応力による構造体の収縮も抑制できる。微細構造物の洗浄・再生が可能で、高性能フィルターの再生技術は、一部実用化されている。
- 実用化イメージ
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精密機器。フィルターを利用する空調機器機械メーカー。洗浄の逆プロセスでは染色も可能になる。文化財の保存にも利用可能。
- キーワード
研究者
未来科学技術共同研究センター
開発研究部
超臨界ナノ材料技術の社会実装
猪股 宏 特任教授(研究)
工学博士(東北大学)
Hiroshi Inomata, Specially Appointed Professor(Research)