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知的財産 ごあいさつ

           

   知的財産部長

    西村直史

 

東北大学は、平成10年4月の未来科学技術共同研究センター設置以来、我が国における産学連携のトップランナーとして走り続けてきました。令和3年度の知的財産収入は4億円を超え、現在も我が国の産学連携をリードする立場にあります。令和3年度からは共同研究の拡大、知的財産の活用の拡大等の新たな取組みを実施しております。ベンチャー設立支援における知財戦略支援についても本格的になりつつあります。

本学はこれまで、大学における研究成果の社会実装を産学連携のそもそもの目的として、技術移転のみならず、共同研究のコーディネート、大学発ベンチャーの起業、VCの設立、MOT等の人材育成、地域連携、 オープンイノベーションの推進などを実現するための様々な取り組みを行ってきました。現在それらの取り組みは着実に実を結びつつあります。他方で、産学連携を円滑に進める上での課題も依然として存在しています。

産学連携や知的財産の取組みを成功に導き様々な課題を解決していくためには、学内学外問わず産学連携や知的財産に関る方々の信頼が何よりも重要です。知的財産部におけるコンサルティング業務の拡大により、学内の知財への関心が高まると共に学外とのコミュニケーションも活発化してきました。産学連携や技術移転に不可欠な、人と人とを技術でつなぐネットワーク構築に向け、知的財産部は、本学の産学連携や知的財産の取組みに関わるすべての方々への信頼を得るべく、これからも常に努力していきます。

令和3年7月