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【Webセミナー】3大学医工連携オンラインセミナー ~新型コロナウイルス・脳研究・マイクロデバイス~(11/6)

2020.10.21
日本大学、新潟大学、東北大学の3大学が連携し医工分野に関するセミナーを開催します。
東北大学からは医工学研究科の芳賀教授が登壇し「マイクロシステムを用いた医療機器の開発と展望」についてご報告します。この他に日本大学から「COVID-19と妊娠」、新潟大学から「悪性神経膠腫表面抗原を標的とした術中療法の確立」の話題提供もございます。
 
※限定90名のセミナーとなりますので、お早目にお申込みください。
 
≫ 参加申込はこちら(外部サイトに移動します)
https://www.jba.or.jp/jba/seminar/se_02/post_189.php
 
【開催日時】
 2020年11月6日(金) 14:30~16:10

【プログラム】
14:30~ はじめに
14:35~ 演題1「マイクロシステムを用いた医療機器・ヘルスケア機器の開発と展望」
 芳賀 洋一 氏(東北大学大学院 医工学研究科 医工学専攻 医療機器創生医工学講座 教授)

体内で用いる低侵襲医療機器、体表で用いるヘルスケア機器にMEMS技術などの微細加工技術を利用する取り組みについてご紹介いたします。これにより安全で確実に、組織細胞レベルから分子レベルまで精密に行える検査・治療機器の実現と、要望がありながら現状のヘルスケア機器では提供できていない測定項目や手段の実現が期待されます。
 
15:05~ 演題2「COVID-19と妊娠」
 相澤 志保子 氏(日本大学 医学部 医学科 微生物学 准教授)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が遷延しており、妊婦やその家族にとって大きなストレスとなっている。世界各国からの報告によると、胎盤組織からウイルスのゲノムやウイルスタンパクが検出されても、胎児・新生児への感染はほとんど見られていない。したがって、胎盤は母体から胎児への感染を防ぐバリアとして機能している可能性がある。
 
15:35~ 演題3「悪性神経膠腫表面抗原を標的とした術中療法の確立」
 棗田 学 氏(新潟大学 脳研究所 脳神経外科分野 助教)

悪性神経膠腫に対する標準治療は可及的摘出及び放射線、テモゾロミドによる化学療法であるが、予後不良である。その主因は、正常脳に浸潤する腫瘍細胞が手術で残存するからとされる。近年、近赤外線光線免疫療法(NIR-PIT)という腫瘍細胞の表面抗原を標的とし腫瘍細胞のみを破壊する抗原特異的免疫療法が脚光を注目されているが、我々はこのNIR-PIT を用いてポドプラニンという悪性神経膠腫を含む様々ながん細胞に発現する膜貫通型タンパクに関する研究を進めてきた。近赤外線レーザーの開発を含め、臨床応用に向けた可能性や課題について発表させていただく。
 
16:05~ おわりに
 
主催 日本大学本部 研究推進部知財課 / 新潟大学 研究企画推進部産学連携課 / 東北大学 産学連携機構
共催 一般財団法人バイオインダストリー協会
協力 (公財)木原記念横浜生命科学振興財団、(国研)日本医療研究開発機構、(国研)科学技術振興機構、
   東京都医工連携HUB機構(いずれも予定)

※参加費無料
 

 
本学窓口・事務局
産学連携機構総合連携推進部 高橋
 電話 022-795-5274
 メール souren[アットマーク]grp.tohoku.ac.jp