ビジュアルサーボ顕微鏡
更新:2020-06-16
特徴・独自性
蛍光顕微鏡は細胞内イオンの定量的可視化や光学顕微鏡の限界を超える観察などに必須の道具である。生物の「行動と神経活動の相関」を計測したい場合、現状では、ターゲットの神経細胞を機械的に固定するか麻酔するかしか方法がない。また、これらの方法では細胞や生物が動かないので、「行動」を計測したことにはならない。私たちは、動く生物を追いかけて神経細胞の活動を蛍光観察する手法を開発した。産学連携の可能性 (想定される用途・業界)
観察しているターゲット細胞群の蛍光強度を観測しながら、細胞群の動き(3次元移動と変形)を自動でキャンセルする画像処理手法を開発した。「生物の運動」と「動く神経細胞活動」を同時に計測できる技術を活用したい企業との共同研究を希望する。研究者
大学院情報科学研究科 システム情報科学専攻 知能ロボティクス学講座 知能制御システム学分野
橋本 浩一
教授
工学博士
HASHIMOTO Koichi, Professor
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