生体用モーションキャプチャシステムの開発
更新:2020-06-16
特徴・独自性
生体に関する様々な運動を非接触かつ非侵襲的に計測することが可能な生体用モーションキャプチャシステムの開発を行っています。口腔内など遮蔽された空間でも利用可能な磁気式システムでは、最新の磁気工学技術によるLC 共振型磁気マーカを利用し、外部からの磁場印加によるシステムのワイヤレス化を実現しました。さらに光学式システムでは小型軽量の赤外線反射マーカを利用し、250ヘルツにて50 箇所までリアルタイムでの同期的計測が可能なシステムの開発に成功しています。産学連携の可能性 (想定される用途・業界)
本システムでは生体に関する様々な動作解析が可能で、非接触かつ非侵襲的な動作解析を必要とする診断・医療機器などへの応用が可能です。条件に合わせてシステムを特化することもできるので、本システムを活用したい企業や団体との共同研究を希望します。研究者
大学院歯学研究科・歯学部 歯科学専攻 歯学イノベーションリエゾンセンター 異分野融合部門
金高 弘恭
教授
博士(歯学)
KANETAKA Hiroyasu, Professor
キーワード
関連情報
Jaw Tracking System Using Resonated Wireless Markers. (IEEE Trans Magn 45 (10), 2009, 4880-4883)
Wireless Magnetic Position-Sensing System Using Optimized Pickup Coils for Higher Accuracy. (IEEE Trans Magn 47(10), 2011, 3542-3545)
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