口腔粘膜を用いたiPS 細胞の効率的 な作製法


更新:2025/06/11
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特徴・独自性

本シーズは、口腔粘膜(歯ぐき)の細胞を利用することによって、誘導多能性幹細胞(iPS 細胞)を効率的に作製する技術です。口腔粘膜の採取は比較的容易であり、患者さんの体への負担も少なく済みます。また、口腔粘膜の細胞がiPS 細胞の成長を支える自己フィーダー細胞として適していることも明らかになり、本シーズが自家iPS 細胞の臨床応用を促進することが期待されます。

実用化イメージ

本シーズを用いて個々の患者の歯ぐきから効率的に iPS 細胞を作製することによって、医科・歯科領域で期待されているオーダーメイドの再生医療が、より容易かつ効率的となることが期待されます。

キーワード

研究者

大学院歯学研究科

江草 宏 教授 
博士(歯学)(広島大学)

Hiroshi Egusa, Professor