振動制御
更新:2025/06/30
- 特徴・独自性
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振動から取り出したエネルギーを利用する「自家発電」による振動制御のため、「セルフパワード振動制御」と呼ばれます。回収エネルギーは余剰が生じるため、広範囲な用途に使えます。例えば、無電源通信・振動発電・振動エネルギーハーベスティング・ヘルスモニタリングの実施なども可能です。宇宙工学からスピンオフした技術です。高性能な振動発電としても利用できます。
- 実用化イメージ
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例として、以下のような社会実装に向けた共同研究が考えられます。
・振動低減、ヘルスモニタリング、無電源無線通信
・工場の定常的な振動(回転機械、壁)
・電源コードが届かない回転体
・人から離れた橋梁、高架下、インフラ全般
・低周波騒音対策(防音壁など) - キーワード
研究者
大学院工学研究科
槙原 幹十朗 教授
博士(工学)(東京大学)/修士(工学)(東京大学)
Kanjuro Makihara, Professor