凝固現象を伴う先端ダイカストプロセスシミュレーション


更新:2025/06/30
前の画像
次の画像
特徴・独自性

ダイカストの特性上、実機でデータの取得は困難です。そこでダイカストプロセスに関する数値解析的アプローチが注目されており、数値解析から得た情報を鋳造方案に落とし込むことで試作回数を減らし、製品開発までのリードタイム・コストを削減することが期待されています。本研究では、高圧ダイカストプロセスにおける自由表面を伴うMold 内部アルミニウム溶湯の凝固現象を伴う混相流動解析を実施しました。

実用化イメージ

自動車業界、自動車サプライヤー、鋳造産業への応用が期待されます。本解析手法により、先端ダイカストにおける金型内部状態を精度よく再現し、解析結果をもとに鋳巣発生の原因を特定することが可能となります。

キーワード

研究者

流体科学研究所

石本 淳 教授 
博士(工学)(東北大学)/修士(工学)(東北大学)

Jun Ishimoto, Professor