東北大学 研究シーズ集

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口腔粘膜由来細胞を利用したiPS細胞の効率的な製造方法

更新:2019-03-12
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特徴・独自性
本発明は、患者への負担が少なく、しかも高い樹立効率でiPS細胞を作製する技術を提供することを目的とする。より詳細には、本発明は、口腔粘膜(歯肉)由来の体細胞を利用することによって、誘導多能性幹細胞を高い樹立効率で製造する方法に関する。更に、本発明は、当該製造方法によって作製された誘導多能性幹細胞に関する。
また、歯肉由来の細胞を用いることで、iPS細胞の作製の際にウイルスを用いずに外来遺伝子挿入のないヒトiPS細胞を、効率的に樹立することが可能である。さらに、ヒト以外の異種成分を含まない培養系を確立するために、iPS細胞源である同一患者由来の歯肉由来細胞が自己フィーダー細胞として好適であることも明らかにしており、本発明技術を基盤とした移植に安全なiPS細胞技術が確立されつつある。

産学連携の可能性
本発明技術を用いて個々の患者の歯肉から効率的にiPS細胞を作製することによって、医科・歯科領域で期待されているオーダーメイドの再生医療が、より容易かつ効率的となることが想定される。

研究者

歯学研究科 分子・再生歯科補綴学分野

江草 宏 教授 
博士(歯学)

EGUSA, Hiroshi, Professor

キーワード

関連情報

論文
Egusa H, Okita K, Kayashima H, Yu G, Fukuyasu S, Saeki M, Matsumoto T, Yamanaka S, Yatani H: Gingival fibroblasts as a promising source of induced pluripotent stem cells. PLoS One, 5(9): e12743, 2010.
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