東北大学と第一生命、ＮＴＴデータの三者による包括連携協定に基づく「データサイエンスのプロフェッショナル人材育成」の取組の一環として、特別連続セミナー「リアルビジネスにおけるデータサイエンス/AIの活用」の第一回目を開催しました。

 

協定締結後初めての取組みとなった本セミナーは、東北大学OBであるNTTデータの安部裕之氏を講師としてお招きし、ビジネス現場におけるデータサイエンス/AIの基本的な考え方や活用事例を、ご自身の経験を踏まえてお話しいただきました。セミナーのナビゲーターはデータ駆動科学・AI教育研究センター長の早川美徳教授がつとめ、講師とナビゲーターの掛け合いによる和やかな雰囲気のもと、具体事例を交えながらデータサイエンスやAIのビジネス活用について、初学者にも分かりやすく紹介しました。

 

当日は180名の参加があり、本学の情報科学、工学、理学、医学、経済や文学等、専攻や研究分野を問わず多くの学生や教職員が聴講しました。参加者からは「今後学ぼうとしていることがどのようにいかされてくるのか、また仕事的な側面で開発をするときに必要な姿勢のようなものを学ぶことができた」「AIの限定性（弱いAI）やAI技術の成熟度にも注意しなくてはならない、というところが重要なポイントだとも感じました」「具体的な企業に注目しどのようにAIを利用し経営をしているのかも知りたい」等、セミナーの内容を、自身の専攻と関連付けて今後に活用しようとする姿勢が見られました。
 
今後、11/17に第二回「数値・画像データのデータサイエンス/AI」、12/14に第三回「自然言語・音声データのデータサイエンス/AI」を予定しています。ぜひご参加ください。

 

 

※東北大学の全学部・研究科の学生および教職員が聴講できます。また本講義に関係する科目の履修生・単位互換科目の履修生は他大学学生でも聴講可能です。参加希望者は詳細URLより事前にお申込みください。

 

 

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