スピン流の方向と大きさを光で自在に制御可能!
更新:2024/12/23
- 概要
磁気メタマテリアル、スピン流制御装置及びスピン流制御方法
https://www.t-technoarch.co.jp/data/anken_h/T20-3091.html- 特徴・独自性
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- 近年、電子が持つ小さな磁気の性質(スピン)を積極的に利用するスピントロニクスが、低消費電力・高密度なデバイス実現の観点から注目を集めている。スピントロニクス機能の多くは、スピン流(スピンの流れ)によって駆動されるため、スピン流の革新的な生成・制御手法の開拓が求められていた。
- 本発明は、ナノ空間の対称性を人工操作した磁性メタマテリアルを新たに開発したものであり、室温かつ超高速で、スピン流の伝搬方向や大きさを光パルスの偏光状態により完全制御する新原理を開拓したものである。
- 本発明は、次世代のスピントロニクスデバイス設計の自由度を飛躍的に向上させるだけでなく、従来の光科学技術・スピントロニクス技術をナノテクノロジーにより横断的かつ重層的に集積・発展させる超高速光スピントロニクスへの応用が期待される。
- 実用化イメージ
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・次世代スピントロニクスデバイス
(次世代メモリ、次世代トランジスタ) - キーワード
研究者
大学院理学研究科
物理学専攻
量子物性物理学講座(光物性物理分野)
松原 正和 准教授
博士(工学)(東京大学)/修士(工学)(東京大学)
Masakazu Matsubara, Associate Professor