東北大学 研究シーズ集

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津波被災エリアにおける土地利用管理と住民の居住地移動に関する研究

更新:2022-06-14
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特徴・独自性

東日本大震災による津波被災エリアを対象に、復興事業が空間変容や住民の居住地移動に及ぼした影響や、住民の満足度等を明らかにしてた。建築・都市計画・ランドスケープの境界領域において、社会学や地域コミュニティの視点を加えた参与観察などの質的調査と、現地で得られたデータを用いた量的調査を組み合わせた研究を行なっている。 人と自然のよりよい関係性を探求し、持続可能なまちづくりへつなげる方法を提案したい。

産学連携の可能性 (想定される用途・業界)

被災後の土地利用についての実践経験や、住民を交えたワークショップの経験がある。今後被災が想定されているエリアにおける事前復興の取り組み等において知見を活かすことができると考えられる。

研究者

工学研究科

荒木 笙子 助教 
博士(学術)

ARAKI Shoko, Assistant Professor

キーワード

関連情報

荒木笙子・秋田典子(2021),東日本大震災後の防集団地居住世帯の居住地選択要因と満足度・復興の実感の傾向-宮城県石巻市雄勝地区を対象として-,日本建築学会計画系論文集,86(785),pp.1925-1935.
Noriko Akita, Yasuo Ohe, Shoko Araki, Makoto Yokohari, Toru Terada, Jay Bolthouse(2020), Managing Conflicts with Local Communities over the Introduction of Renewable Energy: The Solar-Rush Experience in Japan, Land 9(9).
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