人工知能を用いたタンパク質の機能設計:酵素・診断・医薬の設計アシスト


更新:2022/09/02
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特徴・独自性
  • 2018年にノーベル化学賞となった進化分子工学の発展により、設計せずとも、目的機能をもつタンパク質を創りだすことが可能になってきた。しかし、アミノ酸配列が取りえる組み合わせ数(配列空間)の中から目的タンパク質を見つけだす確率は満足のいくものでない。我々は、機械学習を進化分子工学に利用することで、進化分子工学がもつ最も深刻な「配列空間問題」を解決し、確実に目的の機能へたどり着く技術を開発した。
実用化イメージ

酵素や抗体などのタンパク質の機能・特性を改善したいタンパク質をもっている製薬・診断・食品企業などの企業。特に、複数の特性を同時に向上させいタンパク質を持っている企業。

キーワード

研究者

大学院工学研究科
バイオ工学専攻
生体機能化学講座(タンパク質工学分野)

梅津 光央 教授 
修士(工学)(東北大学)/博士(工学)(東北大学)

Mitsuo Umetsu, Professor