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半導体における電子スピン波を活用した多重情報処理基盤の確立


更新:2025/06/30
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特徴・独自性

電子スピンが回転しながら空間伝搬するスピンの「波」を新たな情報担体に利用する学理構築と半導体産業の更なる発展に向けた次世代情報処理基盤を目指します。半導体の電子スピン波は長い寿命と優れた制御性を兼ね備え、光情報通信とも相性が良い特徴を有します。よって、半導体素子のスケーラビリティと融合させることで、既存技術の延長線上にない方法で、膨大な情報量を伝送・処理できる固体スピン波情報プラットフォームを構築します。

実用化イメージ

企業とこれまでに共同研究を実施し、特許11件・論文9件として纏めてきました。高感度センサや不揮発メモリ・半導体関連企業との共同研究と共に、将来的にはベンチャー企業を立ち上げたいと考えていますので、様々なステークホルダーの皆様と積極的な協働を進めていければと考えています。

キーワード

研究者

大学院工学研究科

好田 誠 教授 
博士(工学)(東北大学)

Makoto Koda, Professor