キャビテーションピーニング−泡で叩いて金属材料を強くする−
更新:2020-06-16
特徴・独自性
流体機械に致命的な損傷を与えるキャビテーション衝撃力を、逆転発想的に、金属材料の疲労強度向上に活用するキャビテーションピーニングを開発しました。また、表面層の亀裂発生・亀裂進展を評価するために荷重制御型平面曲げ式疲労試験機を開発し、キャビテーションピーニングにより下限界応力拡大係数範囲が1.9倍に向上することを実証しました。また、キャビテーションピーニングによる水素脆化抑止も実証しています。産学連携の可能性 (想定される用途・業界)
用途に応じた複数のキャビテーションピーニング装置がありますので、キャビテーションピーニングの実用化に向けた共同研究を実施する企業を求めています。研究者
大学院工学研究科・工学部 ファインメカニクス専攻 材料メカニクス講座 知的計測評価学分野
祖山 均
教授
工学博士
SOYAMA Hitoshi, Professor
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