東北大学 研究シーズ集

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レドックス制御によるアルツハイマー病予防の試み

更新:2020-06-16
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特徴・独自性

近年、アルツハイマー病をはじめとする加齢に伴う神経変性疾患は酸化ストレスによる細胞障害と神経炎症を基盤としていることが明らかにされている。これまでに我々は、転写因子NRF2による酸化ストレス応答の強化が多くの疾患を改善することを見いだしてきた。NRF2は強力な抗炎症作用も有することが明らかになったことから、NRF2活性化によるアルツハイマー病予防の可能性を検討している。

産学連携の可能性 (想定される用途・業界)

一部の野菜にはNRF2 を活性化する成分が含まれている。そこで、NRF2活性化作用を有する成分を増やすための作物品種改良、サプリメント開発などの事業に対して、細胞やマウスを用いた検証系を提供できる。

研究者

加齢医学研究所 加齢制御研究部門 遺伝子発現制御分野

本橋 ほづみ 教授 
MD.PhD.

MOTOHASHI Hozumi, Professor

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