薬剤徐放デバイスの臨床応用
更新:2022-09-05
特徴・独自性
我々は、分子量にかかわらず長期間薬剤徐放可能なデバイスを開発した。開発当初の目的は難治性網膜疾患を対象にした。結膜下(強膜上)操作であるために安全性も高く、問題が生じた場合はすぐに摘出でき、現在網膜色素変性患者に対して医師主導治験を行っている。適切な薬剤さえあればさまざまな網膜疾患や眼疾患以外にも利用できる利点がある。特許公開中であるが網膜疾患以外にも適応できると考えている。産学連携の可能性 (想定される用途・業界)
さまざまな薬剤、アプタマー徐放の可能性があり、局所での薬剤投与を考慮している疾患に適応を考えてきたが、埋植部位によっては全身投与にも利用でき可能性がある。関係各所との共同研究が可能です。研究者
大学院医学系研究科・医学部 附属創生応用医学研究センター 先進医療開発コアセンター 細胞治療分野
阿部 俊明
教授
医学博士
ABE Toshiaki, Professor
キーワード
関連情報
A platform for controlled dual-drug delivery to the retina: rotective effects against light-induced retinal damage in rats. Advanced Healthcare Materials, 3(10), 1555-1560 (2014) Nagai N et al.
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